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「格好から入るってのも大切な事だぜ少年少女!!自覚するのだ!!!今日から自分は…
ヒーローなんだと！！」
私たちA組は、グラウンド・βに足を踏み入れた
「さあ!!始めようか有精卵共!!」
皆のコスチュームすごいなぁ…かっこいいし、似合ってる…
『百ちゃん露出すごいね…似合ってるけど』
「Aさんに言われたくはありませんわ」
『私はマント羽織れば大丈夫』
「要望ちゃんと書けばよかったよ…
パツパツスーツんなった…はずかしい…」
「…ヒーロー科最高…」
なんか余計なの聞こえたな
「先生！ここは入試の演習場ですがまた市街地演習を行うのでしょうか!?」
この声…あのロボット飯田君か、誰かと思った
「いいや！もう二歩先に踏み込む！屋内での対人戦闘訓練さ!!敵退治は主に屋外で見られるが統計で言えば屋内のほうが凶悪敵出現率は高いんだ。監 禁・軟禁・裏商売…このヒーロー飽和社会ｹﾞﾌﾝｯ……、真に賢しい敵は屋内にひそむ!!」
確かに…最近はそういうヴィランも増えているような…
「君らにはこれから「敵組」と「ヒーロー組」に分かれて2対2の屋内戦を行ってもらう!!」
「「！？」」
まじか、唐突だなぁ
「Aさん…驚きませんのね」
『これでも驚いてるよ』
「いや表情変わんないね…」
百ちゃんと響香ちゃんに突っ込まれてしまった…
表情筋が働かない
「基礎訓練もなしに？」
「その基礎を知る為の実践さ！」
なるほど…
「ただし今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ。」
「勝敗のシステムはどうなります？」
「ブッ飛ばしてもいいんスか」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか…？」
「このクラスは奇数ですが、分かれるとはどのような分かれ方をすればよろしいですか」
「このマントヤバくない？」
いや最後なに
「んんん〜〜〜聖徳太子ィィ!!!」
いやオールマイトしっかりして？？
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作者名：やきなす | 作成日時：2020年10月2日 17時
