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しばらくすると、私の番が来た
《影を操るダークボーイ1-A常闇踏陰！対、風を操るウィンドガール1-A疾風A！
レディイイ……ＳＴＡＲＴ！！》
｢────掴め、
「アイヨッ」
黒影が私に向かってきた
私は風を当て、一旦距離を離す
『黒影くん…ごめんねっ』
私は竜巻を起こし、黒影にまとわりつかせる
予想通り黒影は時計回りにグルグルと回り、個性解除すると、目が回って動ける状態ではなかった
「っ」
ﾄﾞｻｯ
常闇君が焦りを見せたところで私は常闇に馬乗りになり、右の手のひらに竜巻を作る
峰田君と上鳴君の叫び声が聞こえたけど聞こえなかったフリをしよう
『この竜巻…常闇君の顔に近付けたら黒影くんみたいに首だけ回ると思うんだけど………試してみる？』
「…っ……まいった……」
｢常闇くん降参！疾風さん、三回戦進出！｣
『よしっ』
これで準決勝進出だ
私の相手は…切島君か爆豪君か…
すぐ私の番が来るだろうし…控え室に行っとこ
《爆豪エゲツない絨毯攻撃で三回戦進出！これでベスト４が出揃った！》
『爆豪君か…』
爆破は爆風で対抗すれば当たりはしないと思うけど……攻撃はどうしようかな…
風起こして場外にやろうにも、爆豪君なら耐え抜きそう…
『……できれば最後まで見せたくなかったけど…相手が相手なら仕方ないか…』
《飯田行動不能！轟、炎を見せず決勝進出だ！》
『え、はや…』
私は緊張と、恐怖で少し震えながら控え室を後にした
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作者名：やきなす | 作成日時：2020年10月2日 17時
