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なんとか降谷さんの腕の中から脱出した
といっても、風見さんが頑張ってくれた
風「すみません…降谷さん、今5徹目に入ったところで…」
あぁ、やっぱりか…
『まあとりあえず仮眠室に突っ込んだから大丈夫でしょう!』
しかし、あんな甘えた降谷さん初めて見た…
まだ心臓ばっくんばっくんしてる
風「ところで貴方は…AAさんでお間違いなかったですか?」
『あっそうです!Aです』
一瞬びっくりしたけど、最初に私の事調べてたんだからそりゃ知ってるよね
風「降谷さんの部下の風見と申します」
生かざみんやっぱりかわいいなぁ
『はい!よろしくお願いします!かざみん!あ間違えた!風見さん!』←
風「かざ…えっ…はい」
ちくしょうかわいい
私はちゃっかり降谷さんのために作ってきていたお弁当を風見さんに手渡し、公安を後にした
風見side
先程俺の上司が抱き着いていた女性、Aさんは実に不思議な人だった
そもそもあの降谷さんをあんな風にさせるなんて素直にすごいと思った
それはその現場を見ていた部下たちも思っていたらしい
あれから1時間後、仮眠室に行くと降谷さんが起きていた
降「…俺はいつの間に寝ていたんだ?」
まだぼーっとしているようだ
風「先程Aさんが来られて直ぐに」
降「は?Aが来ていた?なんで起こしてくれなかったんだ」
風「起きてましたよ…」
どうやら記憶が曖昧らしい
俺は近くのテーブルに彼女が持ってきたお弁当を置いた
風「Aさんが降谷さんに、と」
降谷さんはあまり表情を出さなかったが結構喜んでいるらしい
彼女には頭が上がらなそうだ、と思った風見であった
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作者名:やきなす | 作成日時:2020年8月24日 4時