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よしよし、準備できたと
今日は服装はいつも通りシンプルだが、園子ちゃんの所でヘアセットするので、いつも一つに結んでいる髪を下ろしていく
安室さんの車で駅へと向かう
安「…今日は髪を下ろしているんですね」
『あ、はい一応夜のために』
跡とかついたら嫌だものね
そして、駅に着いた
周りを見渡すと、柱に寄っ掛かりながら待つイケメンがいた
『沖矢さん!お久しぶりです!』
沖「A、と…」
安「どうも」
安室さん、降谷さんはお呼びじゃないからね
ちなみに安室さんの家でお世話になっていることは沖矢さんには伝えていた
安「今日はうちのAがお世話になります、くれぐれも変なことをしないように」ニコ
うちの!!?A!!!!!????
な!!ま!!!!!え!!!!??←
突然の名前呼びに私は思わず赤面
それを見て安室さんは満足そうな顔をした
安「じゃあ、また夜に」
去り際に頭を撫でていった
んええ…なにあれぇ………ほぼ通り魔じゃん……なんてことしてくれんの……
ばっくんばっくんとうるさい心臓を沈めるのに必死になった
沖「…彼もなかなか子供のようだ」フッ
なんだその大人の余裕
沖「とりあえず、行きましょうか、いいパスタ屋を見つけたんです」
そう言って手を差し出された
なに?握手??
ジーッとその手を見ていると、その手は移動し、私の右手を掴む
『!!?』
沖「さあ」
優しく手を引く沖矢さんはなんだか本当に余裕な雰囲気で
『…おとなってずるい』
沖「なんのことでしょう?」
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作者名:やきなす | 作成日時:2020年8月24日 4時