田中樹の日常 ページ9
『ふふっ』
『へへっ』
思わず２人で見つめ合って、幸せすぎて笑顔が止まらない。
そう。
ついに今日から、私達は同棲を始めたのだ。
荷物のほとんどは樹くんの部屋にあった物だけど、洗濯機や食器類とか、買い替えたいのは私が好きなのを買っていいよって言ってくれて、ありがたく選ばせてせもらった。
寝室は一つだけど、樹くんは仕事でラップを作ったり、ダンスの練習もするから、専念してもらうために、専用の部屋を用意した。
やっぱり、いくら彼女でも、発売前なんかに見たらダメな部分もあると思うから。
『そんなの、全然気にしなくていいのに(笑)』
って言ってくれたけど、樹くんの本気のダンスとか、テレビで見るだけでもカッコ良すぎてドキドキするのに、隣なんかで見たらヤバいです、、。
そして今、ジャストタイミングで樹くんは新しいラップを作ってる真っ最中で。
昼食を作ってる私の後ろを、ラフな部屋着の樹くんが何やら分からない言葉を呟きながら通り過ぎて、冷蔵庫からミネラルウォーターを取って、また通り過ぎていく。
たったそれだけの仕草なのに、なんでこんなにカッコいいんだろ。
恐るべし、田中樹。
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夢(プロフ) - じゅったんの女さん» ありがとうございます！最後まで楽しんで頂けるよう、妄想膨らませます(^^) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8bf06d2a86 (このIDを非表示/違反報告)
じゅったんの女 - このお話良すぎ!!更新楽しみ！ (2020年11月5日 20時) (レス) id: c614ab050f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢
| 作成日時：2020年11月3日 16時
