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すれ違い2 ページ19
いつものように目覚ましがなり、目が覚めた。
隣を見ても、やっぱり樹くんはいない。
夜だって、いつ帰ってきたんだろ。
『、、はぁ』
いけない、と思いつつも、寂しくて溜息が出てしまう。
ゆっくり話したいな、一緒にご飯食べたいな、、。
ダメダメ！
我慢しなきゃ。
ペシっと両手で頬を叩いて、気持ちを明るいほうへ切り替える。
顔を洗ってリビングへ向かうと、見慣れないメモらしきものがあって。
慌ててそれを手にした。
《Aへ。
ずっと寂しくさせててごめん。急に地方ロケが泊まりで入って、明後日まで帰れなくなりました。
お土産沢山買ってくるからね！帰ったら、少しでもゆっくり過ごすから。いってきます》
樹くんが無事に帰ってきてくれたら、それだけで十分。お土産なんていらない。
『樹くん、、』
近いのに遠い、最近の樹くん。
文面から伝わる沢山の愛情が嬉しくて、でもそれと同じくらい、寂しくなって。
メモを抱きしめて、私は久しぶりに泣いた。
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夢(プロフ) - じゅったんの女さん» ありがとうございます！最後まで楽しんで頂けるよう、妄想膨らませます(^^) (2020年11月5日 23時) (
レス) id: 8bf06d2a86 (このIDを非表示/違反報告)
じゅったんの女 - このお話良すぎ!!更新楽しみ！ (2020年11月5日 20時) (レス) id: c614ab050f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢
| 作成日時：2020年11月3日 16時
