デート2 ページ47
『Aを騙せるくらいだから、完璧だな！いや〜、俺って天才！』
唖然とする私を見て、大満足！って顔で樹くんは笑う。
『ほら、出掛けるよ！Aも着替えてきな？』
『、、うっ、、うん。、、樹くん』
『ば〜か(笑)泣くなよ。照れるじゃんか』
恥ずかしそうに頭をかく姿に、こんなにも大切にされてるんだって嬉しくて。
初めての外でのデートだから、ちょっとお洒落な服を着れば
『待って？露出高めじゃね？もうちょっと、スカート長いのにして』
だの、
『ちょっと綺麗すぎるから、もうちょっとメイク薄くして！』
だの、ま〜、うるさい樹くん。
『もう、うるさい、、。メイクだって全然派手じゃないのに。だいたい樹くん、ギャル好きなんじゃなかったの？』
『ギャルは好きだけど！Aは別なの！他の男に狙われたら困るの！』
ギャル好きは変わらないのね(笑)なんて思いながら、過保護すぎる樹くんの指示を受けながら、まあそれなりにお洒落な服に着替えて。
『よし、出発！』
そう言ってハンドルを握る横顔を、ドキドキしながら見つめた。
どんなに変装したって、やっぱり樹くんはカッコいい。
『嬉しいな〜。Aとデートなんてさ』
『私も。ありがとう、樹くん』
信号で止まるたび、誰かに気づかれないか心配になるけど、どうやら大丈夫みたい。
『心配すんな。大丈夫、俺が守るから』
私の心の中を見透かしたように、樹くんは男らしく呟いた。
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リんか(プロフ) - 楽しみに待ってます！！ (2020年9月10日 19時) (
レス) id: 4696f3d3e9 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - リんかさん» コメントありがとうございます！続編を希望してくださるなんて、本当に嬉しいです。前向きに検討したいと思います！ (2020年9月10日 19時) (レス) id: 7b21f98cf4 (このIDを非表示/違反報告)
リんか(プロフ) - キュンキュンしすぎて一時間くらいで読み終えちゃいました！是非続編も描いて欲しいです！ (2020年9月10日 18時) (レス) id: 4696f3d3e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢
| 作成日時：2020年8月19日 18時
