I love you 3 ページ44
『あ、そういえばね。警察から連絡あったの、犯人が捕まりましたって』
『マジで！誰だったの？知り合い？』
そう、実は樹くんの入院中、奇跡的に犯人が見つかって。
『ううん。全然知らない人だった。何かね、私だけがターゲットじゃなくて、好みの女性を見つけては写真に納める性癖？の人なんだって』
『そっか、そっか〜。良かった、ほんとに！』
彼女になったからかな？
今まで以上に、樹くんの一つ一つにドキドキしてしまうのは。
ソファーに座って、手を繋いで。
たったそれだけなのに、彼氏なんて初めてじゃないのに、恥ずかしくってやっぱり顔がまともに見れない。
『、、じゃあ、今日はそろそろ帰るね？樹くんも退院したばかりで疲れてるだろうし』
『ん、、。なんか、寂しいな』
帰るったって、すぐ隣の部屋なのに。
樹くんがそんな切ない声で囁くから、帰りたくなくなる。
『ほら！とにかく今日は、ゆっくり休んで？、、ね？』
そっと繋いだ手を離して立ち上がった私を、樹くんが後ろから抱きしめる。
『やっぱり、まだ帰したくない』
首筋にかかる息が熱い。
『好きだよ』
『樹くん、、』
ゆっくりと、体ごと振り向かされて、その指があごに触れて。
背の高い樹くんの顔がゆっくりと近付いて、重ねられた唇。
甘くて蕩けそうなキスを、何度も重ねた。
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リんか(プロフ) - 楽しみに待ってます！！ (2020年9月10日 19時) (
レス) id: 4696f3d3e9 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - リんかさん» コメントありがとうございます！続編を希望してくださるなんて、本当に嬉しいです。前向きに検討したいと思います！ (2020年9月10日 19時) (レス) id: 7b21f98cf4 (このIDを非表示/違反報告)
リんか(プロフ) - キュンキュンしすぎて一時間くらいで読み終えちゃいました！是非続編も描いて欲しいです！ (2020年9月10日 18時) (レス) id: 4696f3d3e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢
| 作成日時：2020年8月19日 18時
