まさかの田中樹 ページ1
『Aさぁ、こっちに住みたいってずっと言ってたよな？俺、今度カナダに３年くらい赴任することになってさ。
空き家にしとくのも嫌だし、他の人に貸すのも嫌だしさ。良かったら、住まないか？』
５歳上の兄は昔から優秀で、有名大を卒業した後、現在は一流企業のサラリーマン。
最近引っ越したばかりのマンションだから、さすがに悩んだようだけど、奥さんの意向もあって、私にどうかとなったらしい。
東北に住む私にとって、東京はまさに憧れで。
しかも兄と違って何もかも普通な私は、ちょうど派遣の仕事が期間満了となり、フリーな状況。
ー東京に行けば、何か変わるかもしれない
いや、変わりたい。
『住む！よろしくお願いします！』
兄だけの意見なら悩むけど、奥さんが良いと言ってくれてるのなら、感謝しかない。
『おぉ(笑)すごい勢いだな。じゃあ、また詳しいことは改めてそっちに行くから。』
その週末、忙しい時間をぬって兄夫婦がこっちに来てくれて、きちんと契約書を交わして。
どうしようもないワクワクで、なかなか寝付けなかった。
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リんか(プロフ) - 楽しみに待ってます！！ (2020年9月10日 19時) (
レス) id: 4696f3d3e9 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - リんかさん» コメントありがとうございます！続編を希望してくださるなんて、本当に嬉しいです。前向きに検討したいと思います！ (2020年9月10日 19時) (レス) id: 7b21f98cf4 (このIDを非表示/違反報告)
リんか(プロフ) - キュンキュンしすぎて一時間くらいで読み終えちゃいました！是非続編も描いて欲しいです！ (2020年9月10日 18時) (レス) id: 4696f3d3e9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夢
| 作成日時：2020年8月19日 18時
