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航海記録37 ページ3
「あー、あー、聞こえてるか」
「「聞こえてない！」」
「バリバリ聞こえてんじゃねーか」
...今あたしたちの船は、海上警察に追われています。
うらたんが必死に海賊船を操縦し、あたしがそれを補佐。
志麻くんとさかたんが海上警察たちを挑発。←
センラくんが武器を準備しつつ問題児たちをとめている。
なんという連携プレーなんでしょう。←
ただひとつ突っ込むとしたら、志麻くんとさかたん、挑発するのをやめなさい。
海上警察の皆様のこめかみに青筋が浮き上がっています。
あっ！
「うらたん、左にそれて！」
「わ、わかった！おい、全員なにかに捕まれっ！」
グワンッ！
「きゃっ！」
勢いがよすぎて、転がりそうになる。
が、うらたんが引き寄せてくれたので大丈夫でした。
グワンッ、グワンッ！
「もしかして警察ども...」
「自分たちの船をあたしたちの船にぶつけて乗り込んでくるつもりです！」
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作者名：凛琥 | 作成日時：2018年1月15日 16時
