愛情の皇子 ページ13
マフユside
ふっふふ〜ん！
今日は授業もうまくいったし、
課題も僕だけちょっと少ない！！
ラッキーだなぁ！
「副寮長、失礼します！」
「んぁ？あ、ジェル！入って〜！」
「...マフユくん、これ、読まなあかんわ。」
「読んでほしい、じゃなくて？」
ジェルの手には、ピンク色のかわいらしい便箋があった。
「ああ。これによってマフユくんの未来は大きく変わるねん。
差出人は、エリーゼ·シュバルツ。
筆跡は本人のものやった。」
！？
エ、エリーゼちゃん！？
う、うそ...！
今まで僕に手紙を書いてくれたことなんてなかったのに！
とうとう書いてくれたんだね...
「ありがとう、ジェル！」
今日は愛しいエリーゼちゃんからも手紙が届くなんて！
最高の一日！
そう思いながら、封を切った。
る「ジェルくん、渡してきたんですね。」
ジ「ルゥト、というか全員か。」
さ「エリーゼからの手紙貰って、どんな感じだった？」
ジ「...嬉しそうにしてた。」
り「...なーくん。」
な「なに？リイヌくん。」
り「また、オバブロしちゃうのかな。
俺たちの事を、大切にしてくれて、待ってくれていたのに。」
な「...Aちゃんも、マフユくんも、エリーゼに振り回されている。
それは、分かるでしょ？悪いのはアイツだから。気にしなくていいんだよ。」
マフユ·クロックチェイトへ。
この手紙が届いたということは、あなたは絶望することになる。
ずっと私の事を好きだ好きだと言ってきたけれど、
あなたのような浮気癖のあるものをこの高貴な私が好きになるとでも？
大体、あなたのような男は女の一人も捕まえられないね。
だってクズだもの。
私の父様は傷ついてらしたわよ？
あんな下劣な男を好きになるなんて、って。
第一、私はあなたが第一皇子だから好きなのを演じていただけなの。
それなのに、実の姉を捨て、私だけの男になろうとするなんて。
いい？私には婚約者がいるの。
フランクさんといって、あなたよりも一途な方よ。
もうお分かり？
金輪際、あなたとは関わらない。
関わった瞬間、私の家臣たちに首を跳ねられる。
それでは、ごきげんよう(笑)
エリーゼ·シュバルツ
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ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫）） - 更新が止まってます!戻ってきてください！続き楽しみにまってます！(´;ω;｀) (1月26日 17時) (
レス) @page39 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリー x他1人 | 作成日時：2020年7月12日 21時
