【twst】今宵、悪役たちと。Ⅱ【mfmf】 (ページ28)

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私が行き着いた先は、講堂。

『イデア先輩、オルト、こんにちは。』

「どっわA氏でござるか…全く、鬼教官かと思いましたよ…」

『失敬な。研究発表の調子はいかがです？』

「ま、まあ…ノールックタイピングが上手くいくかとか音声ソフトでいいだろとか1ミリも考えてないですしおすし…」

『…あぁ、そういう。ま、頑張ってください。』

「うっわくそどうでもよさそうでござるね」

「おや、Aさん？我がボードゲーム部の展示にやってきてくださるとは…マフユさんは、よろしいのです？」

『あぁ…マフユはVDCで忙しいからね。ま、寄ってみただけ。』

「へぇ、そうですか。確か12時からはリハーサルでしたよね。それまでに戻らなくてはならないのでしょう？」

『どこでその情報仕入れてきてんの…正解だけど。』

「ああそうだったA氏は陽の者でしたねそうだったそうだった」

『…は、マフユから電話？』

「ふむ、それはお早めに。」

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『もしもし、マフユ？』

「あ、お姉ちゃん！ごめんね、そらるさんと僕の衣装の糸がほつれてきて…」

『えっ、縫いが甘かったか…おっけ、すぐ向かうから待っててね。』

「ごめん、そうしてほしい！」