5 ページ17
マフユの精神、暗すぎる。
どんよりしてるし、足元もねばねばしてる。
まるで、ここに来るのが間違いだ、というように。
探さなきゃ。マフユ自身を。
「みっ〜け。
なにしてるの？」
「...お姉ちゃん。」
「も〜う。お姉ちゃんに内緒でなにしてるの？」
「それは...」
手紙？
エリーゼ·シュバルツ...
あの悪女ね。
男は顔と金だけで選ぶ。
あれに捨てられたのか。
「ねえ、何も言わなくても良いから、聞いてくれる？」
「...うん。」
「私、マフユが浮気してるって聞いて、悲しかったよ。
でもね、今のマフユを見てて、自分が惨めに思えた。
私の悲しさより、マフユの悲しさの方が上だもんね。
でもね、でもね、私。」
「マフユ、私まだマフユの事諦めれないよ。」
「...お姉ちゃん、ごめんね。
僕なんかに、お姉ちゃんと一緒にいる権利なんて...」
「権利はマフユと私で生むもの。
誰にも邪魔されない。」
「...ほんとう？
ぼくは、またおねえちゃんのそばで...
わらって、ないて...
おねえちゃんのこと、すきになっていい？」
「なって良い...
ううん、なって。」
「うん、ありがとう！」
マフユは、泣いていたと思いきや、
はにかんでいて。
本当に愛しい。
あぁ、大好きだよ。
「...おかえり。A、マフユ。」
「そらるさん。
...ただいまです。」
「おお！目覚めましたか！」
「学園長、お願いがあります。」
「ん？なんでしょう。」
「いやー、やっぱり、この寮服は着心地良いなぁ。」
「うんうん、お姉ちゃんはその寮服の方が似合う！」
「いや〜、Aが戻ってきてよかったよ〜。
俺じゃまとめられなくてさ〜...」
「やっと純愛ですか...長かったですね！」
「ねぇ、マフユ。」
「ん？」
「愛してるよ。」
「！うん、僕も愛してる！」
さて、Aとマフユのオーバーブロット事件解決です〜！
結局まふくんオチになりました！
時間軸は五章の前になりますので、
今度こそ五章ですね。
四章終了後に五章まで書かないと言ったものの、
なんのこっちゃない、めっちゃ書きました(((((
それでは〜
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 11人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ちょこ２（パソコン変わりました≪元ID ５ad0b4ef6a≫）） - 更新が止まってます!戻ってきてください！続き楽しみにまってます！(´;ω;｀) (1月26日 17時) (
レス) @page39 id: c7ac99c812 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リリー x他1人 | 作成日時：2020年7月12日 21時
