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「ほらほら、朝食の準備しなくちゃね！」
「さっきまで眠たがってたのに...まあいいか。」
「ええと、そこの寮生さん、あの野菜、オーブンね。」
「お姉ちゃん、これ、皮剥きしたほうがいいよね。」
「あ、それはフロイドに聞いて。」
「別にしてもしなくてもいーよー。」
「あ、そうなの。」
「オーブンの野菜、焼き上がりました！」
「はいはい。それは味付け終わってるからテーブルに並べちゃって。」
「ちょ、朝食の準備が済んでいる、だと...！？」
「ジャミル、おはよう。今日は私たちだけで準備してみたのだけど、どうかな？」
「そんっ.......そんな、客人を働かせるとは...」
「客ではないから、いいんだけどね。」
「いや、Aとマフユは客人だ。」
「あれ、アズールに聞いてない？今回の合宿相手は、
スカラビア、オクタヴィネル、そして...
クロックウォールよ。」
「はっ。」
「アズールがね、クロックウォールも来てるんだから一緒にやったらどうかって。」
「カリムも賛成していたわ。」
「...はぁ。仕方ない。分かった。」
泳ぐ。
その単語にマフユは身震いしていた。
なぜなら、かなづちだからだ。
「ぼ、僕！泳げなくて...」
「マフユ、私が手を引いてあげるから。ね？」
「うぅ。だって泳げないし...」
「え〜。泳ぐの楽しいよ？クラゲちゃんも泳ごうよ〜」
「出来ないんだって！」
「悪いが、これ以上君たちをスカラビアに置いておけない。海の底、白い城に帰ってもらおうか」
「ジャミル、急にどうしたの？なにか気に障るようなことでもした？」
「本当にわからないのか？この俺の悲しそうな顔を見ても？」
「え....？」
「俺の目を見たな。バカめ。」
あら、私とアズールがなにも用意してないとでも？
「なにっ！？うぅ、頭が...」
「ちっ。こんな術を用意してたなんて...」
「アズール、A、お前たちの主人の名は？」
「僕の、/私の主人は...
あなた様です。ジャミル様」
なんてね。
服従するとしてもマフユ位だよ。
ひぃ。本性怖い。
マフユみたいな純粋な子ってあんまいないよね。
まあ？あの子も純粋じゃないけど。
きゃはは！と笑ってしまいたくなるほど滑稽。
ジェイドとグリムにマフユ。
騙されたわね。見事に引っ掛かってくれてありがとう！
はぁ。愛しい人がすぐそこにいるのに。
触れないなんて寂しいな。
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リリー(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年7月5日 20時) (
レス) id: 74e525c1b3 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - このコラボ・・・最高ですね！更新楽しみに待ってます！ (2020年7月5日 18時) (レス) id: d210cdda02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリー | 作成日時：2020年5月20日 7時
