5 *ちょっとあっち系かも ページ33
迷子になってしまった。
私は方向音痴だし、マフユはさらに度を越えた方向音痴だから、
全くいまどこかわからない。
「もう夜だよ。寝床の空き室どこ？」
「そもそも、これ鏡の間に向かう方向でしょ。逆向きじゃ？」
「うぅ。まさかこうなるなんて....」
あ、あれって。
「マフユ！空き室見っけたよ！」
「えぇ！？あ、あの建物？」
「うん。入ろっか。」
「...あっさり僕の魔法にかかってくれました....Aさん、マフユさん、そんなところにいないで入ってくればよろしいでしょう？」
「ふな“っ！？そ、そんなところにいたのか...」
「ごめんなさいね。迷子になってしまって...」
「で、なんの話？」
「あぁ、お二人には僕から説明しておきますよ。」
「ありがとうございます。アズール。」
「ｰｰｰｰｰｰｰと、いうわけです。」
へぇ。
ｼｮｯｸ·ｻﾞ·ﾊｰﾄ
『かじりとる歯』の効力は知ってる。
だから驚きでもある。
いつもヘラヘラしてそうなカリムがそこまで口を固くするわけ。
...まあ、そういうことでしょうが。
予想はできる。証拠はない。
「僕に作戦があります。まずｰｰｰｰｰ」
おぉ。その作戦ならうまくいくかもね。
さあ、仕上げの時間よ。
あぁ、よく寝た。
マフユは私の腕のなかですやすやと眠る。
かわいい寝顔。
起こすのにも罪悪感が沸くが、仕方ない。
「マフユ、起きてちょうだい」
「んんぅ...むり。あとにじかん...」
「だぁめ。ほら起きて。」
「やぁら...おきたくないのぉ...」
あーかわいい。
なんか喘ぎ声にも聞こえてきて
そういう気分になっちゃう。
「マフユ、これ以上起きないなら...
“襲っちゃうよ？”
「起きる！起きるから！！みんなの前でそんな破廉恥なこと言わないで...」
「ふぅん。Aさんが攻めですか...」
「アズール！うるさい！！」
「あははっ！マフユを苛めるのは楽しいなぁ！」
「なっ...お姉ちゃん...」
「マフユさんは可愛らしいですからね。」
「ジェイドまで...もう！なんなの！」
「そうだ。せっかくだし夜の営みの話でも...「あーあー！！うるさいよ！お姉ちゃん！！」
こんな日々が続けば良いな。
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リリー(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年7月5日 20時) (
レス) id: 74e525c1b3 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - このコラボ・・・最高ですね！更新楽しみに待ってます！ (2020年7月5日 18時) (レス) id: d210cdda02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリー | 作成日時：2020年5月20日 7時
