薔薇の女王 ページ4
Aside
ｶﾞﾔｶﾞﾔ
「うるさぁ。マフユ、早く食べよ？」
「うん！カルボナーラカルボナーラ♪」
かわいい。カルボナーラが楽しみだったんだね。
私も自分へのご褒美で、アーリオオーリオにしよっかな。
「「いただきます！」」
「ん〜♡おいしい！」
「よかったね。マフユ」
「うん！ずっと楽しみだったんだ！」
「僕ね、週一の楽しみにしてたから...」
カルボナーラを週一の楽しみにしちゃうの可愛い。
すぐに食べ終わり、食堂を出ようとしたその時
「半熟卵が割れたじゃないか！」
え？なに？
ああ、カルボナーラの半熟卵ね。
どうせ割れるんだしいいじゃん。
しかも相手は一年生だよね。
下級生を助けてあげるのが上級生よ。
「どうしたんです？」
「あ、お前は...クロックチェイトか。こいつらが一年の癖にぶつかってきて俺の半熟卵を割ってきたんだよ。ほらお前もなんか言ってやれ！」
「その前にあなたの醜い心を直したらどう？」
「は？何いってんだよ？こいつらが割ってきたんだぜ」
「カルボナーラの半熟卵が割れただけで、そんなに怒るようなものかしら？それに、
一年生を怯えさすんじゃないわよ。そういう弱い者いじめ、大っ嫌い」
「ちっ。もう行こうぜ！」
「あの！クロックチェイト先輩、ありがとうございます！」
「いいのよ。あなたは、確かデュースくんだよね」
「はい！よく覚えてますね」
「いえ、なんとなくだけれど、あなたは...エースくん、だよね」
「そうです。さっきはありがとうございました！」
「いえいえ。それで、グリムとユウくんよね。今は監督生をしてるんだって？すごいよね」
「はい。ユウです。でも、寮長をしてらっしゃるA先輩の方がすごいのでは？」
「私の寮はそんなに自由奔放な子がいないから、そんなに大変じゃないんだ」
「なんでちょっとオレさまを見るんだゾ！」
「...ユウくんが大変だな〜って」
「オレさまは自由奔放なのか？」
「そうだと思うぞ」
「そうだ。私には弟がいるから、名字で呼ぶのやめよっか！ややこしくなるから」
「「「はい！A先輩！」」」
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リリー(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年7月5日 20時) (
レス) id: 74e525c1b3 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - このコラボ・・・最高ですね！更新楽しみに待ってます！ (2020年7月5日 18時) (レス) id: d210cdda02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリー | 作成日時：2020年5月20日 7時
