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...は?

「お前ら、最初からこのつもりだったのかよ...」

「その話、のったーーーー!!」

はぁ!?

グリム、なんてことを言って...

「グリムさん、従業員が仕事をサボって立ち聞きとは、感心しませんね。
フロイド、つまみ出しておしまいなさい」

なっ!

「まあまあ、待ちなさい二人とも。
ユウさん、唯一の寮生であるグリムさんがこう仰っていますよ。
どうします?オンボロ寮を担保に、僕と契約しますか?」

「...ちょっと待ちなさい」

「Aさん、貴方はクロックウォール寮の寮長でしょう?」

「ええ、そうよ。でも、この状況を黙って見過ごすわけにはいかないからね。
聞きたいことがあるのだけど、この契約の、達成条件はなんなの?」

「ああ、それですか。
この契約の達成条件は____

”3日後の日没までに、珊瑚の海にあるアトランティカ記念博物館からとある写真を奪ってくること”」


「それって、僕たちに美術品を盗んでこいってこと?」

「いいえ、美術品ではありません。
奪ってきてほしいのは、
10年前撮影された、リエーレ王子の来館記念写真です。
博物館の入り口付近に飾ってあるだけで、歴史的価値など一切ない、ただの写真パネルです。
拝借したところで、大事になったりしません。」



. . .




その後、アトランティカ記念博物館のことや、珊瑚の海で呼吸をするための薬をもらった。

とんでもない契約条件だけれど、ユウくんはそれを飲んだ。

うまくいけばいいけどな...。

「ジェイド、フロイド、お客様のお見送りを」



鏡舎

「それじゃあここで。またね、ユウくん、ジャックくん」

「はい。また。」









クロックウォール寮 談話室

そらるさんの号令により、私、マフユ、ユウくんが集められた。

「そらるさん、緊急会議だなんて、柄じゃないことしますね。」

「俺だってこれくらいするよ。で、マフユ。俺内容知らないんだけど」

あ、そらるさんが企画したんじゃないんだ。

「はい。えっと、アトランティカ記念博物館に行き、記念写真を奪わなくてはならないのですが、もう明日で3日目です...。このままでは、間に合いません。
なので、こちらにも、助っ人が必要かと思ったのです!
で、今日の会議は、その助っ人を誰にするかを決めようと思ってて。」

ふ〜ん。あ、なら。


「マフユ、それだったら...

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リリー(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2020年7月5日 20時) (レス) id: 74e525c1b3 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - このコラボ・・・最高ですね!更新楽しみに待ってます! (2020年7月5日 18時) (レス) id: d210cdda02 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:リリー | 作成日時:2020年5月20日 7時

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