4 ページ22
「あー！ジャックくん！どこ行くの？」
「マフユ、しー」
「てへ、ごめんね」
「マフユ先輩、A先輩。今から、モストロ·ラウンジに行くところです」
「私たちも、ついていっていい？」
「別に構いませんけど...どうしてお二人が？」
「お姉ちゃんね、嘘つかれたのはどうしても許せないって、アズールをちょっと恨んでるみたいで。
だから、着いていって、今どんな感じか調べたい！っていうことだと思うよ」
「そういうことですか。分かりました、一緒にいきましょう。」
「あれ、まふまふにAじゃん。何してるの？」
「そらるさん、これはですね...
「あー、A嘘嫌いだもんな。俺も着いていっていい？」
「はい。いいですよ。俺は、一年のジャック·ハウルです。」
「ん、俺は三年の、ソラ·ルミーエ。よろしく」
「着いた着いた〜...」
「こっからはマジで敵の縄張りです。気を抜かずに行きましょう」
「あ、エースとデュース。労働させられてるな...」
「お姉ちゃんも前あんなんだったんでしょ？しんどいだろうな」
「三日で済んだから良かったけど、あんなん毎日なんて終わってるよ」
「俺も働かされたことある。一週間はマジでしぬ」
「うわあ、それはやばい」
と、三人でしゃべっていると
ﾊﾟﾁﾊﾟﾁ...
アズールだな。これは。
この煽るような拍手、前されたことあるもん。
「あれだけの混雑を捌ききるとは、見事なヘルプです。
大変お待たせ致しました。 VIPルームの準備ができましたので、どうぞこちらへ。
ジェイド、フロイド。
お客様にお茶のご用意を」
「着いていきましょう。そらるさん、お姉ちゃん」(小声)
「なんだここ。銀行みたいじゃね？」
「おっきい金庫もありますしね...来たことあるの？」
「私はあるよ。この間のマジフトの書類提出で」
「ああ。その時か」
「さあ、突っ立って入口を塞いでいないで。奥へどうぞ」
「僕と契約した生徒、225人の解放ですって？」
「225人！？そんなにいるのか...」
...一昨日お越しください。ねぇ。
それなら帰るしか...
「だったら、僕も契約します！」
ユウくん！？
それじゃ、意味ないんじゃ...
個人的には、こっちの方が幸せだから着いていってるけど、
こんな発想をするとは思っても見なかった。
「ほう？僕と取引をしたいと。
面白いことを仰る。」
いや、ユウくんは魔法を持たない人間のはず。
何を対価に取引させられるんだ。
「ユウさんが管理しているオンボロ寮の使用権とか」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 19人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リリー(プロフ) - 結衣さん» ありがとうございます！これからも更新頑張ります！ (2020年7月5日 20時) (
レス) id: 74e525c1b3 (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - このコラボ・・・最高ですね！更新楽しみに待ってます！ (2020年7月5日 18時) (レス) id: d210cdda02 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：リリー | 作成日時：2020年5月20日 7時
