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果てしなく続くような暗闇の中で、
あなただけが、ヒカリだった。
どうか、消えないで。





−−祐ちゃん、ダメじゃないか

耳にまとわりつくような言葉が、洗い流しても洗い流しても消えない。冷たいシャワーが体を冷やしていくけれど、そんなことは気にならなかった。どうして消えてくれないんだろう。赤くなるまで擦っても、体につけられた痕は、消えてくれない。

だから、俺はきっとこのまま汚いままなんだ。




世界から消えてしまえ。

何もかも。



なんて、本当に消えるべきなのは、
俺の方なんだろうな。

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作者名:ゆり | 作成日時:2019年7月23日 0時

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