貴方に捧げるLove’s Story 【取り敢えず完結】

第8話…女子高生×ヤクザさん ページ16

母『ほんで、里奈さんはこの餓鬼(アホ)から何て聞かされてはるんやろ』


里『老舗の旅館…と』


母『老舗の旅館なぁ…。確かに表向きは十一の高利貸やってますけど』


里『表向き？高利貸？』


詩『……ｯ(やめろ…やめてくれ…言わないでくれっ！)』


母『うちは、大阪、京都を島としてる鳳花組…紫月志麻いいます』


里『えっと…それって…』


母『そうや、極道すなわちヤクザや』


詩『ｸｿｯ…!!何で言うんだよ！』


里『詩音さん…本当の事なんですか？』


詩『里奈…ｯ』




いつでも、そうだ。

最初の頃は、好きだと言っていてくれた子達も

私の家業のことを知った途端に私から離れていく。

里奈と出会った時もそうだった。


里【こんな所でどうしたんですか？風邪引きますよ？】


この時、私は里奈を天使だと思った。

この子を守って行きたいと…だから…だから…っ！




詩『悪いが私は家に戻る気は無い。』


母『何やて？』


詩『私は、里奈を愛してるんだよ！！』


母『女同士が恋だの愛だの何ほざいてますのや！』


詩『何を言われても…私は里奈を離す気は無いっ！！』


里『詩音さん！』






続く▷▶︎▷▶︎




あれ、長くなる予感(￣･ω･￣)

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