240話目 再発と女の子 ページ39
(※まだまだロッテ、小島さん出てきます)
小島｢Aちゃん、顔色悪いよ。｣
｢すみません、体調悪くて…｣
小島｢具合悪い？休みな。梶さんには伝えておくから｣
｢……でも…｣(口を抑える)
小島｢気持ち悪い？｣
｢(ｺｸﾝ)｣
小島｢ちょっとだけ、我慢して？！｣
慌ててビニール袋を持って帰ってきた。
小島｢はい、いいよ｣
｢(嘔吐)｣
小島｢具合悪いね…｣
｢(嘔吐)｣
小島｢まだ気持ち悪い？｣
｢(ｺｸﾝ)｣
小島｢あー。今、梶さんここに呼ぶね｣
電話かけてくれて、梶さんを呼んでくれた。
梶原｢また、吐いちゃったって？｣
小島｢血、吐いちゃいました｣(ｺｿｯ)
梶原｢病院からこれくらいの嘔吐は治るまであるって言ってたから大丈夫だとは思うけど…。｣
｢ケホケホ…｣
小島｢大丈夫？｣
突然、お腹を抑えるAちゃん。
蹲ってしまった。
小島｢お腹痛い？｣
｢(ｺｸﾝ)｣
梶原｢トイレ連れて行ってあげて？｣(ｺｿｯ)
小島｢!!…了解です｣
どうやら、女の子の日も来てしまったようだ。
梶原さんが先に気づいて小島さんにコソッと伝えたようで、驚いた表情をしたようだったけど納得してくれた。
小島｢Aちゃん、トイレ行こう。抱き上げるね｣
｢(ｺｸﾝ)｣
梶原さんが気づいた理由としてはAちゃんが着用していた球団指定のハーフパンツに少し血液が付着していたようだった。
なんとか連れて行ってあげたけど、この先、俺は男だからどうすることも出来ず…。
そんな時たまたまソフトバンクの加藤さんが通りかかった。
小島｢あっ…｣
加藤｢ん？｣
小島｢あの、お願いがあるんですけど…｣
事情を説明して加藤和子さんにAちゃんを託した。
少し離れて待つ。
しばらく待つと加藤さんがAちゃんを支えながら出てきた。
加藤｢小島くん、｣
小島｢はい。どうなさいました？｣
加藤｢この子、病院連れてかないとやばいかも…｣
小島｢えっ…｣
加藤｢意識失いそう💦｣
小島｢か、梶原さん呼んでくるので待ってください！｣
加藤｢うん｣
慌てて梶原さんを連れてくる。
加藤さんはAちゃんを近くにあった椅子に座らせる。
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作者名：Flute | 作成日時：2022年12月25日 22時
