12球団トレーナーちゃん6 (ページ37)

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238話目迷子？ページ37

吉井監督に頼まれまして、侍ジャパン合流直前までロッテさんでお手伝い。
と言っても、私はろーきや吉井さんより一日早く侍ジャパン合流なのである。
そんなことは置いておいて。

私は現在お昼休憩中で、少し外に出ております！
少し気分転換に歩いていたつもりが、目の前に泣いてる女の子が。

「どうしたの？迷子？」

女の子「わーん(＞_＜)」

「私は鈴宮Aです。あなたのお名前は？」

女の子「亜芽里(あめり)たん…(＞_＜)」

「あめりちゃん、か。お母さんとはぐれちゃった？」

亜芽里「Mom is gone.(ママがいなくなった)」

「I see.(そうだったんだね)」

この子、少ししか日本語話せなくてほぼ英語で話してくる。きっと今までも声をかけてくれた人はいたかもしれないけど、話が通じなかったのかも。

「She'll definitely find me.(お姉ちゃんが絶対にママを見つけるから)」

亜芽里「Really?(本当に?)」

「Yeah. I'll definitely find you.(うん。絶対に見つけてあげるからね)」

亜芽里「Thank you, sister.(お姉ちゃん、ありがとう)」

「There are a lot of cars here, so let's move around.(ここ、車がいっぱい通って危ないから場所移動しようね)」

私は亜芽里ちゃんを連れて戻った。

「梶原さーん、迷子拾いました〜」

梶原「拾う？！」

「亜芽里ちゃんって言うみたいなんですけど、球場の前にいて…。危ないから連れてきちゃいました。」

亜芽里「Who are you, uncle?(おじさん、誰?)」

「This person is called Kajiwara-san.(この方は梶原さんって言うんだよ)」

亜芽里「カジワラサン？？」

梶原「この子、外国人なの？！」

「多分ハーフです。さっき、スタッフさんに迷子のアナウンスお願いしました」

亜芽里「Mom, where did I go?(ママ、どこに行っちゃったのかな)」

「亜芽里(あめり)ちゃん。
Where did you get separated from your mom?(ママとどこではぐれたの?)」

亜芽里「I don't know.(亜芽里、わかんない)😭」

「Wow, don't cry!It's okay!(わぁ、泣かないで!大丈夫だから!)」

梶原「Aちゃん、英語すげぇ…」

「こんなの朝飯前ですw」

梶原「すげぇ……」