7 ページ46
待っててくれたんだ。そっか。そっかぁ…どうしよ…めちゃくちゃ嬉しい。
ニヤニヤしながら帰る準備をしてると、ゲームを終わらせた和くんが「なに？そんなに嬉しかった？」って聞いてきたから、思わず全力で「うん！」って答えちゃった。
普段だと絶対に言わなかっただろうけど。
自分で言っておきながら恥ずかしくて和くんの方を見れないから、黙々と準備をする。
和くんの耳が真っ赤になっていたのには全く気づかずに…
自分でも地に足がついてないのが分かるくらい浮ついてる。
だって無理だと思ってたけど優勝したし、それに…和くんが待っててくれたし…。
今なら鼻唄歌いながらスキップだって出来ちゃう。やらないけど
荷物を纏めて和くんと会場を後にする。
和くんが車で来ていたので、一緒に乗せて帰ってくれた。
帰りの車の中では優勝のご褒美、デイ○ニーランドの話で盛り上がった。
まぁほぼ私1人で喋ってたけど。
和「ディ○ニーはいつ行きたいの」
「本当はハロウィンのイベントがやってる時に行きたかったけど、あと1週間で終わっちゃうから無理なんだよね…」
和「じゃぁハロウィンはまた来年な。次ってなると…クリスマスか」
今サラッと「また来年な」って言った？言ったよね？来年のハロウィンは一緒に行ってくれるんだ…えへへ、嬉しいなぁ
「クリスマスも行きたいけど、イブとか当日はお店が忙しくて休めないし…」
和「クリスマスイベント？は24・25しかやってないの？」
「ハロウィン終わってから1週間後…かな？それくらいには始まるはず」
和「じゃぁ12月の頭は？そこだと店もまだそんなに忙しくないでしょ」
「いいの？」
和「なにが？」
「いや…私なんかとディ○ニーランド…しかもクリスマスイベント…」
和「別に？寧ろAだから良いよ」
「え？なんで？」
和「俺あんまり人混み好きじゃない…と言うか嫌いな方だけど」
「じゃぁっ！やっぱり違うとこr「最後まで聞けや」 あ、はい」
和「人混み嫌いだけど、Aとだったら楽しそうだし。違うやつと行くくらいならAと行きたいし」
「そっか…えへへ…」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：白ネコ | 作成日時：2019年11月20日 17時
