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少しゆっくりしたら和くんは帰って行った。
下まで一緒にいこうとしたけど、全力で断られた。
だから和くんがマンションから出てくるのを、ベランダから見ているのです。
あ、出てきた。和くん気付くかな？
覗き込むように少し身を乗り出して下を見たら、和くんが気付いてくれた。
夜だし大きい声を出したら近所迷惑になるから、手を振るだけにする。
そしたら和くんも手を上げて応えてくれた。
私は和くんが自分のマンションに入って見えなくなるまで手を振った。
晩ご飯の洗い物は和くんが全部やってくれた。
流石に悪いから止めたけど、またご飯食べたいからやらせろって、何故かちょっと怒られた…理不尽。
そんな事しなくてもいつでも作るのになぁ…
お風呂から出てそんなことを考えてたら、いつの間にか寝てた。
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作者名：白ネコ | 作成日時：2019年11月20日 17時
