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J「うん、良いな。俺じゃニノでこのスタイルは思いつかないな」
やった！！潤くんに刺さった！！
「このスタイルだと服は…中はコレでジャケットはコレなんてどう？」
潤くんが描いたデザインの中から思い浮かぶイメージに近い衣装を選んで行く。
J「まだ手元に現物がないから若干イメージしずらいけど良いな。前半のスタイルにも合うし」
「前半はこれを普通に着て、後半はジャケットの袖を捲って…」
J「こっち路線で攻めて行くから、また衣装は揃えとくわ」
「まさかのアッサリ決まっちゃったね」
思いの外、短時間でスタイルが決まった。
多分まだ微調整は必要だし、詰めて行かないとダメだけど。
J「それじゃ今日は終わりにして、飯行くか。ニノも行くだろ？」
和「Jの奢りなら行く」
J「何でだよ。別に良いけど」
和「わーい。やったー」
J「もっと喜べよ」
和くんビックリするくらい棒読み…
しかし２人って本当に仲良いんだなぁ。
潤くんもなんだかんだ言って、和くんの事好きだよね。
J「俺ら片付けるからニノはちょっと待ってて」
和「んー。外でタバコ吸っとく」
「あ、和くん髪の毛そのままで良いの？」
和「え？そんなに変なの？」
「今世紀最大くらいに似合ってる」
和「何それ…じゃぁこのままで良いよ」
ワォ…和くんってこんなに笑うんだ…ってくらい笑われた…笑いすぎだよ。
和くんにジャケットを渡して、タバコを吸いに行ってる間に片付けをする。
って言っても今日はほとんど何もしてないから、マグカップくらいしか片付けるものないんだけど。
J「で？Aは何食べたい？」
「この前行ったって言ってた隠れ家的なご飯屋さん！！」
J「今から行けるか連絡するわ。出る準備しといて。あとニノも呼んどいて」
潤くんはそう言いながらスマホを出して電話をし始めた。
「和くん、潤くんが出る準備しといてって」
外でタバコを吸ってる和くんに声をかけると「んー」って言いながらタバコの火を消してお店に戻ってきた。
和「どこ食べに行くの？」
「この前、潤くんが行ったって言う隠れ家的なご飯屋さん。今行けるか電話してくれてるの」
J「2人とも出れる？」
潤くんが電話を切りながら戻ってきた。
「私もう一回裏の戸締りしてくるから、先に出ててー」
スタッフルームの戸締りと、電気やガスをチェックしていく。
うん。大丈夫。最後にお店の鍵を閉めて、外で待ってる2人の元へ急ぐ。
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作者名：白ネコ | 作成日時：2019年11月20日 17時
