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二宮さん…改め和くんはドアを開けて先に通してくれた。
｢ありがとうございます｣
和也｢敬語もいらないんだけどね｣
｢何か言いました？｣
和也｢なにも。ほら早く席戻ってー｣
和くんに背中を押されながら席に戻った。
雅紀｢おかえりー。2人で何の話してたの？｣
和也｢えー秘密。ねー？｣
｢はい、秘密です。｣
2人で顔を合わせて笑ってると、相葉さんとユキちゃんが｢ずるーい｣とか｢何かあやしー｣とか言ってた。
その後も暫く4人で映画の感想や最近嵌ってる本や漫画、ゲームの話をした。
ユキちゃんと相葉さんは読む漫画のジャンルが合ったのか意気投合して、私と和くんはゲームの話をした。
と言っても私はモンスターをハントするゲームくらいしからやらないけど。
誰から言い出したのか、それぞれLINEを交換してお開きになった。
私とユキちゃんは元々ご飯を食べに行く予定だったので、そのままブラブラしてお店に入った。
ユキ｢しかし今日はビックリしたなぁ。Aがあんな事するなんて｣
｢私もビックリしたよ。まさか見ず知らずの人にジュースこぼすなんて｣
ユキ｢お陰で相葉さんと二宮さんと知り合えたんだけどねー｣
確かに…なんだかんだ言って、カフェで話してる時は楽しかった。
｢社会人になると仕事関係以外で、人と知り合うことってなかなかないもんね｣
ユキ｢そうだよね。Aは毎日色んな人と関わるけど、それはやっぱりお客様とスタッフの関係だし。私も営業と取り引き先って関係だし。｣
｢かと言って友達作りに行こう！ってならないしね。縁って大事だね｣
ユキ｢本当にね。何処で何があって巡り会うかわかんないしね｣
なんて会話をしながら、ご飯を食べてお酒を飲みそれぞれ家路に着いた。
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作者名：白ネコ | 作成日時：2019年11月20日 17時
