明日の君に恋をする [NK] (ページ2)

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いつもの水曜日ページ2

午後6時前

いつもより少しお店が忙しいけど、いつもと変わらない水曜日

毎週恒例になっている、大好きな人へのメール

アイ｢Aさーん？何ニヤニヤしてるんですかー？あ！もしかして彼氏さんにメールですか？｣

後輩のアイちゃんが凄いキラキラした笑顔で、肘をグリグリしてきた

｢そー。予約もあと1人で2時間弱で終わるし、向こうも早く終われるかもーって言ってたから帰りご飯でもどうかなって｣

確か打ち合わせしても8時には出れるって言ってたしね
私も8時にはお店出れそうだし

アイ｢あ、そうだ。次の岩井様。10分くらい遅れそうって連絡ありました！それ言いに来たんですよ！｣

｢そうなの？普段遅れないのに珍しいね｣

アイ｢何か渋滞してるって言ってました！それよりAさん。いい加減に彼氏さん見せて下さいよー！どんな人なんですか？芸能人で言ったら誰に似てますか？！｣

あれ？アイちゃん会った事あるはずなんだけどな…
忘れちゃったのかな？

～♪～♪～

『こんばんは。ニュースプラネットの時間です』

『政治経済、科学に教育、国際問題からご近所の噂話までホットな話題を冷めないうちにお届けします。』

『司会は私、ソメイヨシノと』

『水曜日レギュラーの二宮和也です』

『最後までごゆっくりお楽しみ下さい』

アイ｢Aさん！今日も二宮さんカッコイイですね！！｣

｢アイちゃん好きだっけ？｣

アイ｢めちゃくちゃファン！！ってワケじゃないんですけど、ドラマとかは結構チェックしてます！笑｣

おぉー…自分の事じゃないけど、それはちょっと嬉しい(笑)

アイ｢で！！どんな感じの彼氏さんなんですかーー！！｣

｢えーバレないようにこっそり話題逸らしてたのに｣

アイ｢バレてますから！！さっさと白状して下さい！！｣

私先輩なんだけどなー？
何でこんな取り調べみたいになってんの？
おかしくない？？

｢強いて言えば｣

アイ｢はいっ！！！｣

あー眩しい。
そんなキラキラした目で見られたら何だか少し
少しだけ罪悪感が…

｢強いて言えばよ？？この二宮和也みたいな？｣

アイ｢え…めちゃくちゃイケメンじゃないですか！！何で隠す必要あるんですか！てっきり不細工とか不倫とかなのかと思ってましたよ！｣

｢おいコラ｣

不細工はまぁ…好みの問題だから良いとして

｢不倫とか浮気はダメでしょ｣

アイちゃんは分かってますよーなんて良いながら

話半分でテレビに釘付け

そなに好きなのかなー？

二宮和也が