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最後の仕事は、思っていた以上にあっさりと終わった

柴社長は目的だった神奈月会長と面識ができ、何か個別でお礼をしたいと言われた

もちろん、遠慮させていただいたのだけど…







ダイニングで朝食を食べている時だった

千冬
「今日で仕事最後だよな?」

A
「うん
 特に残務もないから、予定通り今日が最終日」

千冬
「そか
 じゃぁ、帰ってきたらお疲れ様会するかっ」

A
「ただ会社辞めるだけなのに?」

千冬
「いいだろ、そんくらい
 ペケ、お前もそう思うよな?
 明日からは毎日Aが家にいるってよ
 お前も寂しくなくなるなー」

ちょうど彼の足元で丸まっていたペケちゃんに、そう言う千冬

毎日留守番させてるのを、気にしていたんだ…

やっぱり、千冬は優しい

ふと時計を見るとそろそろ出かける時間

A
「あ、行かなきゃ…」

千冬
「おぅ、片付けしとく」

A
「ありがとう
 お弁当支度してあるから、トラくんにも持っていってね」

千冬
「わかった
 気をつけて行ってこいよ」

A
「うん、行ってきます」

ペケちゃんを抱いて、ペケちゃんの前足をひらひらさせて

いってらっしゃいをしてくれた千冬

その姿が、なぜかその時異常に焼き付いた

何気ないいつもの会話

いつもの日常

仕事が終わったらまっすぐ帰ってくるはずだった

それなのに…






気が付いた時、私は全く見知らぬ部屋にいた

明かされる、お前の秘密→←32



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設定タグ:東京リベンジャーズ , 松野千冬 , 羽宮一虎   
作品ジャンル:恋愛
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神奈月(プロフ) - あいさん» コメントありがとうございます。お話は佳境ですが、みなさんに楽しんでもらえるようにがんばります。 (2022年11月27日 7時) (レス) id: d80d51a44f (このIDを非表示/違反報告)
あい - いつも更新を楽しみにしています。千冬と一虎、これからヒロインとどんな結末が待ってるのかとても楽しみです (2022年11月26日 16時) (レス) @page39 id: c280eab537 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:神奈月 | 作成日時:2022年11月1日 13時

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