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缶に入っていた酒がなくなりかけてきた頃。
事件は発生した。
『司…吐きそ、う…』
「えっ！？ちょ、待って！！トイレまで我慢して！！！」
『は、やく…』
さっきの顔とはうって変わり、真っ青な顔で今にも戻しそうな顔をしている。
下手をすれば、あと10秒以内には吐くだろう。
ってそんな分析してる暇はない！！
動けないAを持ち上げて、急いでトイレへ駆け込んだ。
「さぁ、いつでも準備はいいよ！」
『う…っつ、つかさは出てってて！！おね、がい！』
必死でそう言われればそうするしかない。
仕方なく、彼女がいいと言うまで扉の前で待っていることにした。
まぁ、誰だって見られたくはないだろうな。
なんて呑気なことを考えながら。
『つ、司さん…もういーよ…』
トイレの流す音とともにうっすらとAの声が聞こえてきた。呼び方が戻っているということは、ある程度酔いが覚めたんだろうか。
「大丈夫？水飲もうか。運ぶよ」
『ご、めんね…』
どうやら相当飲ませすぎてしまったようだった。
何も謝ることはない。むしろ俺が謝らなければならないのに。
とりあえず、Aを寝室に運んでからキッチンへと水を取りに行き、また寝室へ戻る。
「はいお水。ゆっくり飲むんだよ？」
『ん…』
背中を支えながら起き上がらせて、口元に水の入ったコップを持っていく。
数口飲んだのを確認してから、ゆっくりと離した。
「まだ気持ち悪い？」
『んーん、もう大丈夫。ありがとう』
「ならよかった。今日はもう寝ようか」
自分もベッドに潜り込んでいつも通り彼女に腕枕をしてあげる。
お酒のおかげで今夜はぐっすり眠れそうだ。
そう思いながら彼女を抱きしめてゆっくりと意識を飛ばした。
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史上最悪な終わり方ですねこれは！！
ある程度日にちが経ったらこのお話は消そうと思います。
テーマなどはまた診断メーカーに頼ります！
リクエストももちろん受け付けてます！
．
続く (更新停止中)
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猫狐(プロフ) - 光芒さん» ご指摘ありがとうございます。外し忘れていたようです。すいません。 (2016年12月29日 11時) (
レス) id: c91017cc56 (このIDを非表示/違反報告)
光芒(プロフ) - あの，この作品は２次創作ですよね？でしたらオリジナルフラグははずさないといけないのではないでしょうか？違ったら御免なさい。コメント失礼しました。 (2016年12月29日 5時) (レス) id: 86ba02c6f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：猫狐 | 作成日時：2016年12月26日 2時
