仲良しJUMP 11

だいき ページ32

慧side

今日も光と病院に来てます。

昨日の件があった翌日だからさ、みんな来たい気持ちはやまやまなんだけど、各自お仕事があって面会時間と合わせれたのがさ、俺らってことで行くことになったんだけど、みんなに状況を伝えろと脅されてるんだよなー忘れないようにしなきゃなー



光:「大ちゃん具合どう？」

大:「全然大丈夫！昨日はなんか意識朦朧としすぎててあんまり覚えてなくて…」

慧:「仕方ないよ。今は大丈夫？」

大:「大丈夫だってー。入院期間延びるの勘弁だよなー。手術前含めると1ヶ月半も何も仕事してないなんだてニートじゃん」

慧:「いいなーもうこんな機会ないかもだからほんとゆっくりでいいんだからね？」

光:「そうそう。お昼の番組はなんとかなってるからさ」

大:「そっか…なんとかなってるのか…」

光:「あ！ご飯来たよ」

慧:「うわーそれ何？」

光:「離乳食みてぇーだな」

慧:「でも今時の病院食って美味しんでしょ？いいなー。大ちゃんが無理しなくても俺ら食べるからな！」

大:「どーも。でも俺のだからね」



そう言って数分経つが口につけたのはたったの数口。

やっぱりまずいのかな〜



光:「遠慮しなくていいんだよ？いつもみたいに食べなよ。美味しくない？具合悪い？」

大:「そんなことないよ。普通に美味しい。全然食べられるよ」



そんなこといいながら無理やり口の中に詰めていく大ちゃん見てられないし、もういいよと声をかけようとした瞬間、えづき始めた。



慧:「大ちゃん無理しなくていいから！光、また看護師さん呼んできてくれない？」

ちょうど角度的なものもあり、口から出ていくものはお皿の上でベッドに被害がないのが不幸中の幸いかな。

落ち着いた大ちゃんを寝かし、看護師さんがお医者さんからの診断を伝えにきてくれて、やっぱりまだ麻酔の影響だからあと2日ぐらいは注意してる方がいいかもとのこと。

毎日三食、メンバー誰かがなんとかついてもう大丈夫そうなら普通のご飯が食べらられるように段階を踏むんで行くんだって。



大:「…ごめんね」



1時間ぐらい経った頃かな目を覚ました大ちゃん。



光:「無理しなくていいんだよ？」

大:「いけると思ったんだけどなー。お腹自体は空いてたんだけどムカムカしてて…」

慧:「しばらく続くかもしれないけど大丈夫？あまりにもひどかったら点滴で栄養送ってもらう？」

大:「んー今日の晩ご飯は点滴でもいいかなー」

慧:「じゃご飯の時に伝えよっか」

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