仲良しJUMP 10

だいき ページ15

涼介side



宏:「残り4週間分の前に夜休憩〜お弁当なに食べるー？」

裕:「俺唐揚げがいい！」

侑:「僕コンビニでジュース買ってくる」

慧:「その右端取って。俺もコンビニで豆乳買ってこよ。」

雄:「伊野尾くん、サラダ買ってきてー。」

慧:「おっけー」

光:「さっきのタピオカめっちゃ甘ったるかったー。なに食べよー薮選んで」



みんなお弁当タイム。

控えの椅子に座りこんで一言も発さなくなった彼の元へ。



涼:「きついんじゃないの？」

大:「それなりには…」

涼:「一旦楽屋戻る？畳で横になろう？動ける？」

大:「ん。」



フラフラの彼を支えると熱が伝わってくる。



光:「大ちゃんやばい？」

涼:「熱上がったかも。一旦楽屋連れてくからみんな食べてて」

宏:「食べ終わったら様子見に行くわ」



大ちゃんを楽屋に連れて行き、光くんのカバンの中から看病セットを引っ張り出して体温計を大ちゃんに挟む。

まだ体温計がなってない時点で、楽屋のドアが開かれる。



慧:「やっぱりいたー。」

侑:「さすが僕たち！」

慧:「はい、冷えピタとゼリーとスポーツドリンク。」

侑:「大ちゃん、無理しなくてよかったのに。」

慧:「39℃あるじゃん。」

侑:「そんなに高かったの？」

涼:「え？ちょっと待って。なんで2人。で、大ちゃん大丈夫？」

侑:「花粉じゃないことも気付いてたし、さっき大貴に抱きついた時熱かったから伊野ちゃんに相談して」

慧:「いつも通り大ちゃんに触れながら支えてそれなりに状態を把握して、必要なものを買いに行って今に至る」

侑:「大貴、寝れるなら寝ちゃいなー。まだ先は長いし。」



なんか2人にいいところ持っていかれたような気がするけど…待って俺全然わかんないってば！笑

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