仲良しJUMP 6

ゆーと ページ44

宏太side


山田には本当に申し訳ないと思いつつ、それは後回しにさせてもらって、支えてるけどちゃんと歩けてない熱々のこいつが心配で。

なんでダンスナンバーを8度越えの人に踊らせてしまったのだろう。

もっと早くみんなに伝えてみんなでフォローするべきだったのではないか。

そんな後悔が頭を占めている。



裕:「薮くん、一回ちょっと、はぁ…、座りたい」

宏:「わかった。じゃ、ロビーの裏入り口のエスカレーターの下のベンチ行こうな。」

雄:「どーしよ、おんぶしよっか？」

侑:「あ、大貴たち！」

光:「衣装しんどいでしょ。そこまできたのなら、そこの空き部屋借りて着替えよ。マネが車取るのに渋滞してるらしく時間かかるらしいから横になっててって。」

大:「山田ー？お前らしくないぞー。ほらほら遅れてきた俺がいうことじゃないけど、今は山田の態度の方が問題だぞ」

侑:「ねーそーいや他の人はー？」

光:「あとで落ち着いたら向かうから楽屋片付けてくれてるって。お前ら散らかしすぎな笑」

大:「直前まであんな遊びしてたから笑」



なんて喋りながら空き部屋についてソファーに寝かし熱を測ると39.6℃を示しており、もう裕翔も本当にきつそう…

予想はできると思うけど、大型ミュージック番組というのは夜だし、次の日定休日だったりする。

緊急外来で慣れない病院行く方もしんどいよな…



光:「冷却シート貼るねー。」

涼:「あのさ、俺ん家くる？大ちゃんの布団だったり、その他の人もよく泊まりにくるから布団はあるけど笑」

侑:「んじゃ、決定ね。ここから近いしありがと。」



山田がいつもの山田になってきて安心だよ〜

そのまま怒られなければいいのになーんて笑



裕:「やま、ありがと…」



そんなこんなでしばらくここにいたけど、マネの到着もあり山田の家に向かった。

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