仲良しJUMP 6

ゆーり ページ27

涼介side


それは突然だった。

映画に向けての取材の休憩中。

いつものようにケータイを開くと荒れてるグループLINE。



だいきんぐ知念が倒れた。救急車呼んだ。俺どうしたらいい?



大ちゃんに事情を聞こうとしてるメンバーで荒れてるのに、それだけ打ってから消えた大ちゃん。



やぶんぶんとりあえずよくわかんないから仕事ない人たちは○○で集合して、集まったら大ちゃんに連絡とろ?大ちゃんも困惑してるだろうし、こっちが落ち着かないとダメでしょ?



さすが薮くんと思いつつ、マネとスタッフさんに断りを入れてみんなのところに行くと、俺が最後だったみたいで2人を除く全員がいた。



涼:「お、遅くなった。どーいうこと？」

宏:「おう。山田仕事は？」

涼:「そんなことしてる場合じゃないと思って抜けてきた。」

光:「じゃ、山田、大ちゃんに電話かけて。」

涼:「おう。」



震える手で大ちゃんに電話をかける。


涼:『大ちゃん…？もしもし？どーいうこと？』

大:『とりあえず○○病院きて。知念は大丈夫じゃないけど大丈夫。』

涼:『わかった。』


とりあえずみんなに伝えて病院に向かった。

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