28 ページ28
涼介side
涼「大ちゃん病院行くけど起きられる？」
大「わかったから…あと5分…」
涼「具合悪いの？ただ寝たいの？病院予約してるから、具合悪いなら連絡して遅らしてもらうけど、眠いだけじゃ許さない」
大「…元気です」
涼「目覚めたのなら熱測って。具合どう？痛い所ない？」
大「ない。」
涼「それなったら着替えて行くよ」
ドヤ顔で渡してきた体温計は36.8度で下がってた。
雄「よっ」
大「高木？」
慧「俺もいるよ〜」
大「伊野ちゃんも！」
涼「雄也の車久しぶり。安心安全運転でお願いします。ってかなんで伊野ちゃんいるの」
慧「昨日高木と電話してて、そのノリで来た」
雄「じゃあ出発しまーす」
雄也との待ち合わせ場所に行くと伊野尾ちゃんがいたのは想定外だったけど、運転上手な雄也のおかげで酔うことなく大ちゃんを病院に連れて行くことができた。
慧「俺らここで待ってるから。終わりそうなら電話して」
雄「それ俺のセリフ」
慧「いいじゃん」
涼「仲良しですねー」
雄慧「そんなんじゃない！」
大「仲良いじゃん」
涼「行ってくるね」
なんか横で、高木と伊野ちゃんが〜ってぶつぶつ呟いてる人の横に並びながら病院までの短い道を歩く。
支えることなくちゃんと歩けてる大ちゃん久しぶりで勝手に感動してる。
看護師「ベッドで横になられますか？」
大「大丈夫です」
俺の伝え方がオーバーだったのか、かなりやばい状態だと思われてたしい。2日前を思い出すと間違えではないけど。
看護師「大ちゃんどーぞ」
涼「下の名前で呼ばれるんだな」
大「ちっちゃい頃からから通ってるし、ここ小児科だし」
先生「今日はどうしたの？」
大「ちょっと話すと長くなるんですけどね、5日前から熱が出て、仕事の関係で大阪にいたから4日前に病院行ったらアデノと診断されて、そのあとも吐き下しと熱が上がって下がってして、昨日まで微熱があったので、あと今は鼻が厄介です」
涼「40度近くまで上がってて、本人は覚えてないみたいなんですけど、だいぶしんどそうでした」
先生「そっか。一旦もしもしとかしたいから服めくるね。ゆっくり息吸って〜はい、いいよ。喉と鼻みるね」
なぜか俺も一緒に口を開けてしまってそれを見てた看護師さんに笑われた。笑
先生「もう今お腹はだいぶ落ち着いてるね。でも、食べてないだろうから点滴打とうか。ウイルスもいないと思うしあとはゆっくりしてなさい」
大「ありがとうございます」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 116人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：そら | 作成日時：2020年5月25日 2時
