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涼介side



久しぶりの大ちゃん家。



大「しまった…換気してなかった…ごめん、空気悪いわ」

涼「4日も空けるのに窓開けてちゃダメでしょ笑」

大「めっちゃ散らかってるけど気にしないで」

涼「いいよ。換気しとくからあったかいシャワー浴びてきな」

大「そうする」



4日前の大ちゃんそういや集まった時から静かだったな…なんて思いながら脱ぎっぱなしの服と、若干水が残ってる出しっぱのコップを片付けて。

いつから具合悪いのか、ゴミ箱には薬の袋が捨てられてる。

早くゆっくりしてほしい、元気になってほしい。大ちゃんがこんな調子だと俺もメンバーも困る。



…そういや、大ちゃん固形物ちゃんと食べたのいつだ…?

点滴と、飲み物とゼリーで補ってコンサートやってたのか…?

自炊しないとか言いながらも番組でいただいたのか食料は少しあってそれを使って簡単なスープとたまご粥を作ってると上がってきた大ちゃん。



大「久しぶりの自宅のお風呂気持ちよかった」

涼「よかった。髪の毛乾くまでねちゃダメだよ。あと大ちゃん4日前ご飯食べた?」

大「…いつ?あ、食べたよ。なんかだるかったからサラダチキンとサラダとジュース」

涼「そっか。その日は食べられたんだね。よかった。で、お腹すいてる?」

大「そういや、少しだけすいてる」

涼「ご飯作ってるから吐かない程度に食べてな」

大「山田の手料理食べられるなんて幸せだわ」



ありがたいお言葉を頂戴した時にご飯が出来上がったから大ちゃんに渡すと、うまいうまい。言いながら完食してくれて嬉しい。



涼「大ちゃん、明日念のため病院行くからね。あ、その前に熱測って」

大「はーい」

涼「大阪公演無事に終えれてよかったね」

大「本当にほっとした。おれ、JUMPのメンバーで良かったって心から思ったよ、あ。鳴った。ほい。」

涼「まだ微熱あるね。ドライヤーしてやるからそこ座ってて、洗面所にドライヤーある?」

大「あると思うよ。食べてる間にほとんど乾いたのに」

涼「ちゃんと乾かさないとダメでしょ」

大「母ちゃんみてぇだな」



ドライヤーを取ってくるついでに携帯に37.5とメモする。



涼「熱かったら言ってね」

大「え?そう…」

涼「なんて?」


ドライヤーの音で会話が成り立ってないけど、大ちゃんにドライヤーして、冷えピタ貼ってベッドに寝かすとすぐ眠りについた。

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作者名:そら | 作成日時:2020年5月25日 2時

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