仲良しJUMP 13

りょーすけ ページ37

侑李side



侑:「涼介起きられる？」



涼介を起こすと、なんで布団なんてあるの…なんてぼそっと呟く。



大:「山田、プレゼン出来るか？…その前にお熱測って」

涼:「できる。やだ。」

大:「やだじゃないよ。下がってるか確認するだけだから、な？」

涼:「もう熱下がったもん」

大:「下がったなら測れるでしょ？無理に止めたりしないから、上がってるか下がってるかだけ確認させて？」

涼:「…しゃーなしだよ」



なにが、しゃーなしだよ。だよ。



裕:「やま、布団片付けたいからそこ座れる？ブランケットかけてな？」



ゆーてぃーに布団を片付けられて、ソファーに突っ伏してる涼介さん。

体温計鳴ったのに抜こうとしないし、大ちゃんはお手上げだ〜とか言いながら、両手をあげてる笑


そんな調子だったのに、スタッフさんたちが来る時間になるとちょっとだるそうに見えるぐらいの涼介に。

涼:「えっと、今回は“あやかし”をテーマにしたいと思います………」


いい感じにまとめてくれたものを発表する目はうるうるとしてて熱上がってそうだなぁ。



光:「いろいろな顔が見せたいんだよね？」

慧:「あのさ、山田。座ってもいいよ？海外じゃそれが普通だし。」

宏:「なんでいきなり海外」

慧:「日本人って感じがしたから」

侑:「海外と言えば、台湾の演出も少し取り入れるのはどう？」

雄:「いいじゃん」

大:「だいぶまとまりましたね！いかがですか？」



スタッフさんたちからオッケーを出していただいて、解散することになった。

コンサートスタッフさんたちが帰られたのを確認して、僕たちも帰宅の準備に取り掛かる。



雄:「俺今からオフだから送ってくよ」

慧:「俺も今日は朝一に終えてるから、空いてる」

大:「俺も！俺も！」

宏:「俺と光とでスタッフさんたちと今日のまとめるな」

裕:「ごめんね…舞台の関係で今日は絶対外せなくて…」

侑:「僕もドラマの方が…」

光:「山田、お大事な！」

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