仲良しJUMP 12

だいき ページ2

侑李side

全員の仕事はないし、かといってJUMPとしての仕事もあまりなくて、ごろごろとしながらテレビをつけると元気な挨拶をする彼とメガネの彼。そういや秋花粉が酷くてだるいって言ってたっけ？花粉症の人ってかわいそう、僕はムズムズはしても花粉じゃないから。認めない限り花粉症じゃないもん。そういやメンバーを見たの何日ぶりだろう？テレビで見るなんて芸能人じゃん笑

そんな火曜日を見たのはつい昨日の話だった。

集合時間になってもこない大貴。

マネージャーはめっちゃ焦ってるし、現場も困惑。

マネージャーが家に行くというのを耳にしたからアッシーくんになってもらって僕が大貴を引っ張り出すことに。


そんな軽くイライラした気持ちで家に向かうと、昨日の彼からは想像できないぐらい、いわゆるゴミ屋敷で、なんかくさい。

当の本人は昨日見た彼とは打って変わって熱はなさそうだが死んだ目をしてボケーっとしててただ事ではないことは把握した。

いつからこんなことになっていたのか。

とりあえず事情を説明してしばらくお仕事自体無くすことに。

さー事情調べていきますかー。

その前に換気と片付けしなきゃ僕が気分落ち込みそうだよ。



侑:『もしもーし！ねーひかー？昨日大ちゃん変わった様子なかったー？』

光:『急だな。何もなかったよ。あーなんかお風呂入るの忘れたとかなんとか言ってリハ前にシャワー浴びてボケーとはしてたけど。具合悪いの？』

侑:『なんか様子がおかしくて。あのその今日のロケに来なくて家に押しかけたらもう悲惨でさ。あ、ひか来なくていいからね』

光:『なーやぶー。3日前の大ちゃん変わった様子あったか？』

宏:『んー？いつもより静かではあったけど』

侑:『わかった。ありがとう。また連絡する。と思う笑』



手がかりはなし…か。

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