話したい2【桃】

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A side


こ「24日、A予定ある？なーくんたちとクリスマスパーティするんだけど、Aも来る？」


冬休みに入りまして、クリスマスイブにころちゃんにクリスマスパーティに誘われました。

メンバーの方達と、生放送の後にクリスマスパーティをやる予定らしい。


「それ、私行ってもいいの？」

こ「なーくんがAも誘ったら？って言ってくれて。どーする？実家帰る予定とかある？」


元々冬休みは実家に帰ろうと思ってたけど、実家に帰ったところで両親は仕事だし、ほぼほぼ1人でいることには変わりはない。


「行きたい！ケーキとか料理とか、私作る！」


7人もいたら、たくさん作れるから、いろんな料理に挑戦ができる。
クリスマスパーティなんて、小さい頃は毎年ころちゃんの家でやってたけど、高校生になったあたりからめっきりやらなくなった。
お友達も居なかったから、ケーキを作ってころちゃんの家に持って行ったりはしてたけど、クリスマスパーティ、って感じで集まったりはしていなかった。


こ「Aがメンバーと仲良くなれて良かった。」


ころちゃんがそう言って優しく笑う。


「みんな優しい！私みんなのこと大好き！」


座ってるころちゃんの上に跨って、ぎゅって抱きついた。
頭を撫でて、って擦り寄ると、優しく撫でてくれるんだ。


「ころちゃん、みんなに出逢わせてくれありがとう！」

こ「お礼はクリスマスのご飯で。期待してるよ。」


むにっと頬を挟まれる。


「うん！期待してて！！」


何作ろっかな〜、ところちゃんの膝の上で献立を考える。
みんなに何かクリスマスプレゼントも渡したいな。
何にしよう。
考えるのもワクワクしちゃって、またころちゃんに子供扱いされた。

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