話したい2【桃】

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Colon side

さ「Aちゃん大丈夫？」

こ「まじ、さとみくんに薬飲ませてもらってから帰って貰えばよかった。抗生剤のますのでやっと。解熱剤飲ませれてないんだよね…。さっきも寒気まだあるってジェルくんが言ってたし。」

る「やっぱトイレは嘘だったんですね。」

こ「あっ…。」

ジ「ころ〜ん、放送終わったやろ？」


ノックもなしに作業部屋に入ってくるジェルくん。
まぁメンバーだったら最悪生放送中でも大きく問題は無いのだが。


ジ「まだディスコ繋いどるん？」

こ「うん。終わったって言ってもまだ音楽流してるしね。」

ジ「Aちゃん限界。」


ジェルくんに抱き抱えられて、ぐずぐず泣いてるAが居た。
僕を見つけて必死に手を伸ばしている。
迷子の子供が母親を見つけてあっちに連れてけ、というのと同じ感じだ。


こ「あー、はいはい、おいで。」


ジェルくんからAを受け取る。
相変わらず熱が高い。


ジ「ごめんな〜、あんま水分飲ませれへんかったわ。ほんま飲み込まんな。」

こ「そうなんだよ…。いや、ありがとう。こんなんじゃ最後の方大変だったでしょ？」

ジ「俺のスマホ離してくれへんかったww」



しんどくて身の置き所がないのか、ゔーっと唸りながらぐりぐりしてくる。
落ち着かせるように撫でると、ぐすぐすと泣き出す。


ジ「っと、俺そろそろ帰るわ。間に合わんようになる…ってかまぁ少しは遅刻だけど。」

こ「ほんとごめん。ありがとう。」

さ「なーくんには言っとくわ。って、わかってると思うけど。」

る「適当にフォローしておきますね。理由はどうしようかな…。」

こ「さとみくんがなーくんには言っとくわ、だって。あとるぅとくんが適当にフォローしとくってw」

ジ「るぅちゃんのそれまじ碌なことせぇへんやろ…。ちょっぱやで帰るわ。」


そう言って帰っていったジェルを見送る。

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