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さ「とりあえず俺、帰るわ。」

こ「うん、ほんっとありがとう。」




Aは少し寂しそうに手を伸ばしたけど、割と聞き分けはよく、伸ばしかけた手で、僕の袖をギュッて握った。


さ「…お大事に。」

ぽんぽん、と頭を撫でられたAは、また僕の胸に顔を埋めた。



ドアが閉められたあと、Aの頭をポンポン、と撫でる。


こ「わがまま言わず我慢できて偉かったね。」

しんどそうに肩で息をしながら、こくりと頷いた。

話を聞いてて、わがままを言ってはいけないことは分かっていたんだろうけど、思ったよりもさとみくんに懐いてて驚いた。


「ころ…ちゃん…ごめんね…。」

こ「Aは悪くないよ。」



さて、ジェルくんが来てくれるまでに、Aのご飯と薬は済ませておこう。
他のメンバーに比べたら比較的懐いてたほうだけど、ジェルくんがどこまで扱えるかはちょっと不安がある。

なんせ、あの時以来さとみくん以外は会ってないからね…。

さっさと口に含ませて、飲み込むまで見張る。
あーん、は応じてくれるけど、飲み込みはさとみくんじゃないとダメだったみたい。
僕が言っても聞きやしない。

こ「A、ごっくんだよ。ちゃんとごっくんして?」

「あぁ〜あ〜。(やーだー)」

こ「ほら、ごっくん。」

「うぅ〜…」

結局15分かかってなんとか飲み込むのを確認したところで、時間になってしまった。
ご飯食べさせれなかったし、解熱剤も飲ませれなかったな。

あとはジェルくんに託すしかないか…。



ー・ー・ー・ー・ー・ー
さとみくんとは実はちょいちょい会ってた設定、
勝手に作りました()

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設定タグ:stxxx , 夢小説   
作品ジャンル:恋愛
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唯凛(プロフ) - みなさん» はうぅぅぅってなってもらえて良かったです笑 夢主ちゃんの無意識行動に振り回されているのを書いててとても楽しいです! (2020年12月23日 9時) (レス) id: da8f58c85e (このIDを非表示/違反報告)
みな(プロフ) - 唯凛さん» なんか今回のきゅん展開、はうぅぅぅって来ました!自分でも何言ってるかわかりません笑 こちらこそよろしくです! (2020年12月21日 22時) (レス) id: 73aaf1c921 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - みなさん» なんだか大変なことになっております…! また、好きだと思っていただけるよう、きゅん展開に持ってけるよう頑張りたいと思います!今後ともよろしくお願いします!← (2020年12月21日 22時) (レス) id: 1207a2e123 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - 翠恋さん» はじめまして!コメントありがとうございます!楽しんでいただけましたなら幸いです。ちまちま更新していきます!完結できるように頑張ります!! (2020年12月21日 22時) (レス) id: 1207a2e123 (このIDを非表示/違反報告)
唯凛(プロフ) - 葛葉さん» 夜眠れないと辛いですよね…。基本的にメンバーの皆さんに優しくされて、特に2人はでろでろにら甘やかしてもらえるよう書いてますので、ぜひ、また読みにきてくださると嬉しいです! (2020年12月21日 22時) (レス) id: 1207a2e123 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:唯凛 | 作成日時:2020年12月16日 11時

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