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『えっと、よろしいんですか?』
勘違いしますよ?って小首を傾げる彼女。
九「Aさんこそ、嫌なら断ってくださいね。無理に付き合わせたくは無いので。」
その言葉を、彼女は良い方に捉えたのだろう。
パァッと効果音が付きそうなほどの笑顔を見せて。
『私、動物園に行きたいです!』
九「動物園ですか?(笑)」
思ってた行きたい場所とあまりにも違って笑みが零れた。
『あ、ダメですか…?私動物園に行ったことが無くて。』
小学生の頃の遠足も、父が許してくれなくて行けなかったんです!やっと行けるなんて夢みたい!嬉しい!
そんな風にはしゃがれると遊びに行きがいがある。
九「…あ、でも大丈夫ですか?私と2人で出かけるなんて。」
遠足が許されないくらい大事にされてるとなれば、超が付くほどの箱入り娘なわけで。
そんな風に育ててる親が、俺と2人で出かけることを許さないでしょ。
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カナデ(プロフ) - 同僚ではない夢小説はMIU404の中では初めてなので読んでて楽しみです! (2020年10月3日 17時) (レス) id: b6b10d3d3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆりあん*. | 作成日時:2020年9月30日 0時