今日は厄日か ページ30
『ロボロ！大丈夫か！？』
派手に吹っ飛んだロボロを見て叫ぶ。本当は今すぐ駆け寄りたいけど、手を掴まれているせいで動くに動けない。
『おい離せよ、何なんだよお前ら』
目の前にいるのは3人の男子生徒。カフスボタンの色は…同学年か。リストバンドをつけていないし、見知らぬ顔だから普通科の奴だろう。
「へぇ、口悪いんだね」
「その威勢がいつまで続くか楽しみだな」
「君みたいな子ほどそそるんだわ」
うげぇ、キモ……下心丸出しで草も生えねぇ。てかこの胸の素晴らしきまな板を見てもやる気満々なのウケる。
『何でロボロをどつく必要があったんだよ』
生憎、暴力的な男とはお近づきになりたくねーんだ。
「邪魔だから」
『死ねよ』
思わずストレートに言葉が出る。そんな理由で人を突き飛ばす奴がいてたまるか。
『何か用なら手短にどうぞ』
「俺らとヤろu『無理です永遠に眠れ』」
そんなことよりロボロだよ。突然のことだったからまともに受け身も取れてないだろうし、かなり痛いはずだ。
rb「っ……A…」
私の名前を呼んで立ち上がろうとしたロボロは、グラッと重心を崩して座り込んだ。右足首を捻ったのか。
『ロボロ、ロボロ！！無理すんな、ごめん私のせいだ』
完全に捲き込んでしまった感がある。最悪なことに、一階に教室のある3年生は午前授業なので、この放課後の時間帯はこの辺りは人がほとんど通らない。必死でロボロの方を注視していると、気づいた時にはペットボトルは取り上げられ、両手を上に固定されていた。後ろは壁。マジかよふざけんなよ。
『………おい股間蹴るz…あひゃっ！？』
脚を上げかけた瞬間、鎖骨の付近にぬるい痛みを感じ、生理的な反応で変な声が出る。くっそ、セーラー襟め…スカーフもっとキツく閉めておくべきだったな。
「何？気持ちいいの？」
目の前の男はニヤニヤとしながら首筋へのキスを続ける。他の奴にもさわさわと腰や太ももを撫でられ、うまく力が入らなくなる。
『ちっげーよ…っ！やめろ触んな…んっ…』
無理無理無理きしょい！！気を許した相手以外に触られるのは普通に嫌悪感しかねーよ！
「大体、何であのチビと一緒にいるわけ？」
『部員であり友達だからっ…だよ！』
「あの女みたいな奴とか？」
気持ち悪いのに、勝手に息が上がって視界がぼやけてくる。最悪、やっぱセコム連れてくりゃよかった。スカーフに手をかけられた刹那、小さな影が割って入って来て、周囲の3人をいっぺんに張り倒した。
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きつね君。(プロフ) - 夢主ちゃんイケメソ…この子に恋しない子達は絶対目が溶けて無くなってるのね!!(確信)…夢主ちゃんの世界に僕らはいることって可能っすか？(((ぽまえ処す (2022年7月31日 23時) (
レス) @page41 id: f4cd021470 (このIDを非表示/違反報告)
つらら - え、イケメン毒舌夢主てゃん好き、、結婚しt((殴 更新待ってます!!!!! (2021年10月21日 21時) (レス) @page41 id: a2762c3708 (このIDを非表示/違反報告)
makomatsu2524(プロフ) - 更新wktk!!楽しみに待ってます!!!! (2021年7月16日 3時) (レス) id: 2e33e63444 (このIDを非表示/違反報告)
時雨坂 - 更新楽しみにしてます！ (2021年1月29日 22時) (レス) id: 38881abff7 (このIDを非表示/違反報告)
arara - 更新ラララ。あ、これからも頑張ってくださいね！ (2021年1月7日 15時) (レス) id: 2f36c0631c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆうり
| 作成日時：2020年9月23日 18時
