藍ちゃんといっしょ

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藍｢404現着。初動捜査始めます。｣





今すぐにでもAのこと探したい。抱きしめてやりたい。



でも…。




志｢伊吹。お前が冷静でいるのが、Aさん助けるために必要不可欠だ。…落ち着けよ。｣





藍｢わかってるよ｣






110番してくれたおばちゃんに話を聞く。




｢あそこのマンションの子が連れてかれたのよ！Aちゃん！｣




毎朝挨拶してくれるいい子だったわ〜。






だって。


なんでこんなのんびりしてんの？




Aは今この瞬間も泣いて怖がってるかもしれないのに。






志｢Aさんを連れ去った車両の車種とか色って分かりますか？｣





｢黒色の…あぁちょっと待って！わたし写真で撮ったの！ほら！｣





おばちゃんが差し出してきたスマホ覗いてみると、車種どころかナンバーもばっちり。





藍｢おばちゃんナイス！｣





待ってろよA。




俺は後足探ってもらうために、イトマキマキに電話した。





志｢あ、おい伊吹！｣





電話終わって志摩呼びに行ったら珍しく志摩が騒いでる。





藍｢なになに｣





志｢これ！Aさん拉致った奴写ってる！｣






志摩の後ろから覗き込んだら、黒い服の男が写ってた。顔もばっちり。





あれ、この顔どっかで…。





藍｢…こいつ！｣









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