01 最初の試練 ページ2
.▼(緑谷視点)
『はじめまして！みんな！早速だけど俺帰るね！』
「今から“個性把握テスト”を行う」
『聞こうよ！』
雄英高校に入学してすぐ、僕らはグラウンドに立たされている。
入学式やガイダンスを差し置いて、個性把握テストをすることになったからだ。
“個性把握テスト”という言葉にざわつく生徒と相澤先生が引きずって連れてきた教員？を無視して説明は続いた。
内容は簡単。個性を使った体力テスト。
「まぁ、爆豪。個性使って思いっきりボールを投げてみろ」
相澤先生の言葉にかっちゃんは、爆風を勢いに付けたボールを投げた。
「死ね」という叫び声をあげながら出した記録は７０５ｍ。
す、すごいやかっちゃん。
「おら、とっととあのボール拾ってこいA」
『いや待て。機械とか使えよ。これこそ合理性がない無駄な行為だと思うんですけど』
「体力テスト中におまえの体力も上げられる。一石二鳥だろ。
早く行かねぇと、校庭１００周させるぞ」
『なにそれ理不尽』
ちくしょう！と言ってボールに向かって走るあの人は一体何者なんだろうか...。
白衣の下に着ていた「ばなな」と書いてあったＴシャツ...ばななヒーロー？...なのかもしれない。
「思いっきり個性使えるのかー！」
「なんか面白そう！」
「あの人可哀想だな...爆豪もっと手加減してやれよ」
「あ゛ぁん？知らねーよ！んなこと！！」
グラウンドを走る白衣姿が小さくなっていく一方で僕以外のクラスメートは個性を使える体力テストに盛り上がりを大きくしていた。
確かに興味はあるけど、僕はまだこの個性を使いこなせない...
個性を使えば、体がボロボロになることは目に見えている。
そんな僕に追い打ちをかけるように先生は言った。
「トータル成績最下位の者は、見込みなしと見なし除籍処分としよう」
入学初日の大試練...どうする僕。
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Noir - なんか..... (2018年3月16日 21時) (
レス) id: 5b7ef34bf6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - かさかさスライムさん» コメントありがとうございます！おしゅしＴ!?oh Yeah！ジャパニーズ文化の神！普通に欲しいです笑 更新頑張りますおすし！ (2018年1月22日 0時) (レス) id: 8069c66cf4 (このIDを非表示/違反報告)
かさかさスライム - おしゅしのＴシャツなら持ってます！（ノリに乗るｗｗ）更新再開嬉しいですしおすし！！更新ふぁいとです！！ (2018年1月20日 23時) (レス) id: 1f085f3530 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - ひろとわ。さん» コメントありがとうございます！返信遅れてしまって申し訳ない...ダンゴムシTシャツとか着るのにも買うのにも勇気がいる品物を持つとは..勇者様だなきっと! (2018年1月15日 13時) (レス) id: 8069c66cf4 (このIDを非表示/違反報告)
ひろとわ。(プロフ) - だんごむしTシャツなら持ってます！← この作品大好きです！更新応援してます！！ (2017年11月18日 13時) (レス) id: eff5283ed6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりあ x他1人 | 作成日時：2017年8月14日 14時
