飲まれるな ページ20
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「なー！A。この前の島の話聞かせてくれ！...あれなんでみんなそんな離れてんだ？」
笑顔がよく似合う純粋無垢な少年。ルフィだ。
ルフィは、Aと船員達の間の妙な距離を不思議がりつつも、特に疑わずにAの前に出た。
ルフィを見たものはみな、あぁ命知らずだ。初めてがこいつか。ご愁傷さま。と、可愛そうな目を向けた。誰も助ける気など無かった。
唯一、ルフィの元へ駆け出して行ったのはいつもルフィと言い合っているウタだった。
「ルフィ！あんた空気も読めないわけ！」
「ん？どういうことだ？」
「Aがいつもと様子違うでしょ！」
「そうかぁ〜？」
間抜けな返事をするルフィにウタが怒る。そんないつもの言い合いになった2人をAは容赦なく抱きしめた。
『...うるさいよ2人とも』
子供に向ける目ではない。妙に色っぽい熱のこもった視線を見た2人はゴクリと生唾を飲む。耳元で囁かれる低い声に思わず2人とも目を閉じた。わざと音を立てるようなキスを2人の首元へ落とす。
2人はそのバクバクとなる心臓を押さえる。もう一度近づいてきたAの口は2人には届かなかった。
「子供にはちょっと刺激が強すぎるんじゃねぇか」
ベックマンの大きい手が、Aの口を覆ったからだ。
Aの目はすっかり、そのベックマンを捉えていた。Aはその覆われた手を甘噛みする。煽るような挑戦的な目に、ベックマンはため息をついた。
「お前なぁ...一回だけだぞ」
ベックマンが、屈んでAと身長を合わせ、深いキスをする。あまりにも生々しい光景に大人たちはルフィとウタの目を覆った。お前らにはまだ早い。
『...一回でいいの？』
「これ以上やるとどっかの誰かさんが嫉妬でめんどうだからな」
視線の先で、先ほどまで顔を赤らめて固まっていたシャンクスが青筋を浮かべながら、こちらを見ているのに気づいた。今にも覇気が飛んできそうな雰囲気だ。
「お楽しみのところ悪いんだが、A...そんなに欲求不満なら俺が相手してやる」
少し強引に、ベックマンからAを引きはがし、横抱きにして店を出るシャンクス。それを嫌がらずきゃっきゃと嬉しそうにするA達を見て船員達は大きなため息をついた。
...
酔っぱらうとキス魔になるA。船員殆ど唇奪われてる。
そのたびにシャンクスの大嫉妬で被害が出るし、翌朝記憶のないAはベットにシャンクスがいて、大絶叫する。
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萬(プロフ) - めっちゃ好きになりました本編泣かせていただきましたまじで親子尊すぎます!リクエストなんですが、海軍IFをまたやって欲しいです海軍主ちゃんとシャンクスの絡みが見たい…（切実）ご検討よろしくお願いいたします！ (4月29日 21時) (
レス) id: 78a5ee3e38 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - 本編といい番外編といい最高過ぎる…！！素敵な作品ありがとうございます！！ (2月29日 16時) (レス) @page30 id: c2bcbcc7a7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - チキン神様さん» こちらこそ素敵なリクエストありがとうございました！これからもよろしくおねがいします！ (2022年12月13日 22時) (レス) id: 029daaf82d (このIDを非表示/違反報告)
チキン神様(プロフ) - ゆりあさん» わざわざ返信ありがとうございます！リクエストを形にしてくださって凄く嬉しいです！これからも頑張ってください！ (2022年12月11日 22時) (レス) id: a44e6bddf2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - なこさん» なこ様お久し振りです！わたしこそいつも応援ありがとうございます！ちまちま更新しますので、たまに顔出しに来てくれると嬉しいです(笑) (2022年12月11日 21時) (レス) id: 029daaf82d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆりあ | 作成日時：2022年10月10日 14時
