私の人生はまだまだ捨てたもんじゃない４［ワートリ］

第160話 ページ35

ﾀﾀﾀﾀ

来「Ｂ級はみんな東さんのとこに集まってるみたいだけど....こいつがジャマして合流できないよ！」

ﾀﾀﾀﾀ

村「オレがやつを引きつけます」

村「来馬先輩は太一と一緒にＢ級部隊に合流してください」

来「え....！？」

来「おまえ一人でどうするんだ....！？」

村「Ａ級が着くまでやつの相手をします」

ｷｨｨﾝ

村「大丈夫。無茶はしません」

村「己の分は弁えてます」


菊「嵐山隊が先に新型倒しちゃったらしいですよ」

菊「二人が慎重すぎるから....一対一ならともかく３人掛かりで負けるわけないのに....」

ｼｭーーー....

風「別に競争してるわけじゃない」

菊「そりゃそうですけどー....」

ﾊﾞｷﾊﾞｷﾊﾞｷ

ｸﾞｯ....

ﾋﾞｨｨｲ

歌「腹の中に諏訪さんはいません。あるのはこのキューブだけです」

風「なるほど....」

風「新型の腹の中がゲートにでもなっていない限りは、こいつの中に諏訪が丸ごと圧縮されていると見るのが妥当だな」

風「堤と笹森を呼べ」

風「本部でエンジニアに解析させろ」

菊「生きてりゃいいですけどね....」

歌「おい」

菊「なんかさっきドカドカ食らってましたけど、大丈夫なんですかね？本部」

ｵｵｵｵｵｵｵｵ

風「問題ない」

風「本部には太刀川や当真がゴロゴロしてる」


当「なんかゆれたね」


風「いざとなれば忍田本部長もいる。それに何より、本当に危険な時には、やつが動くはずだ」


迅「おいおい」

迅「真っ平らじゃんか」

ｻﾞｯ

迅「天羽」

ｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵｵ

天「迅さん....」

迅「おまえなーもうちょっと加減しろよ」

天「やだよめんどくさい....」

天「どいつもこいつもつまんない色のザコばっか。全然やる気起きないよ....」

迅「うんうん」

迅「余裕があっていいことだ」

迅「悪いんだけどさ、おまえおれの担当もやってくんない？基地の西っかわ」

ｵｵｵｵｵ

天「ええー....なんで....？」

迅「そろそろ敵さんが本格的に動き始める」

迅「おれも行ったほうが良さそうだ」


ｽﾞｰﾝ....

ｽﾞｰﾝ

ｵｵｵｵｵｵｵ

修「そこらじゅうトリオン兵だらけだ....！」

藍「この数、４年半前の第一次侵攻を超えてるわね」

レ「腑に落ちない」

レ「こちらの世界にこれだけの戦力をつぎ込むのは謎だ」

修「！」

藍「....！？」

藍「なんなの？それ....通信用トリガー？」

レ「はじめましてキトラ。私はレプリカ。ユーマのお目付け役だ」

藍「お目付け役....？」

第161話→←第159話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す