私の人生はまだまだ捨てたもんじゃない４［ワートリ］

第148話 ページ23

レ「断ってよかったのか？」

遊「いいよ。正隊員にはなってもならなくても関係ない」

遊「本気でネイバーと戦うんなら、使うのはボーダーのトリガーじゃない」

遊「親父のブラックトリガーだ」

レ「戦闘力で言えば無論そうだが、ブラックトリガーを使えば、本部が黙っていないだろう」

レ「キド司令の言葉に嘘はなかったが、ボーダーのルールに従わなければ容赦はしないという意味にも取れる」

遊「そうだなー。キドさんは親父の能力のこと知ってたのかもな....けど、戦いは迷ったら負けだ」

遊「ちょっとでもやばいと思ったら使うぞ、おれは」

レ「....わかっている」

レ「それを決めるのは私ではない」

レ「ユーマ自身だ」


一&ニ『三雲くん！』

四&三『Ｂ級昇格おめでとう！』

修「え！？な、なんで！？」

三「ボーダーの正隊員は全員広報サイトに名前が載るんだ！おれは全員暗記している！」

ニ「みょっしーちょっとコワイ」

クラスメイト１「爆撃騒ぎのときテレビ出てたよね！？」

クラスメイト２「基地の中ってどんな感じなの！？」

こそこそ

３バカ２号「(やべえ)」

３バカ３号「(ボーダーだ)」

３バカ１号「(メガネだ)」

水「はいはいみんな」

ﾊﾟﾝﾊﾟﾝ

水「もうチャイム鳴ってるわよー」

修「あ....先生すみません」

修「ぼく、２時から防衛任務があって....」

水「まあ、そうなの？」

水「じゃあ、お昼終わったら特別早退ね。お仕事がんばって」

おぉ〜

三「特別早退！プロっぽいなー！」

一「そりゃプロだもん」

修「いや....はは....」


ぐったり

修「人に囲まれるのは疲れる....」

遊「オサム、しょっちゅう囲まれてるじゃん」

貴「それな」

３バカ２号「(やべえ)」

３バカ３号「(ボーダーだ)」

３バカ１号「(メガネだ)」

千「修くん」

夏「おーさぶさぶ」

遊「おーチカ」

修「そっちの子は....？」

千「いっしょにスナイパーになった出穂ちゃん」

夏「ずび。ども。夏目出穂っす」

遊「チカのともだちか。どうぞよろしく」

ぺこ

貴「よろしくね〜」

夏「(あ、この人かわいい)よろしくっす」

ぺこ

修「そういえば....大規模侵攻の情報はＣ級隊員にも来てるのか？」

遊「一応来てたよ」

遊「おれらＣ級は戦えないけど、避難とか救助のサポートにはトリガー使っていいことになったらしい」

遊「イルガーの時のオサムの活躍がボーダーのルールを変えたな」

修「持ち上げるのはやめろ」

貴「あはは笑」

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