c u t e ; 7 ページ7
##
倉「あ、ちゃんとおった」
貴「居るよそりゃ、笑」
倉「帰っとるんちゃうか思うたわ〜」
なんて、ヘラヘラ話してる倉ちゃんは、何故か息が乱れてて。
なにがあったんだ一体。
って思ってたら、また バン!って音を立ててドアが開いた。
横「くぉらぁ大倉ぁぁあ!!!」
倉「わー!ごめんごめんごめん!!」
横「成績の入力 今日までってなんぼ言うた思うてんねん!」
倉「忘れてもうてんもん、」
横「ほんっまにお前は…」
しゅん、ってしちゃった倉ちゃんに、語尾が段々弱くなる横山先生。
しゅん、ってしたフリしてチラチラ横山先生の様子を伺ってるあたり、倉ちゃんもかなりの策士。
…この部屋の人のあざとい率高くない?
横「…まぁ今回は許したるわ、」
倉「ほんま!?ありがとうなぁ、」
横「次はなしやで?」
倉「おん!」
倉ちゃんが色んな先生に可愛がられてるのは、このワンコみたいな笑顔を惜しみもなく振る舞ってるからなのかなぁ、なんて思ってたら、
知「あのー…」
って、ポカンとして倉ちゃんと横山先生のやり取りを見てた知念くんが口を開いた。
横「おお!知念やんか、どないしたん?」
知「再提出だったノート、出しに来ました」
横「お、んじゃ貰うわ」
横山先生も でれーん と鼻の下伸ばしてるし、知念くんの可愛さは老若男女問わないんだなぁ。
なんて ボケーっと見てたら、倉ちゃんに頭をはたかれた。痛い。
倉「なにボーっとしてん、働け!」
貴「鬼畜…!」
倉「…ギョーザパンもう1個食べたかったわぁ、」
貴「わーかりましたって!!」
仕方なく置いてある椅子に座って、仕方なくプリントを束ねて、仕方なくホッチキスをパチン…
知「…ギョーザパン?」
倉「Aにな、俺のギョーザパン1個あげてん、Aが食べるんちゃうかったみたいやけど」
知「…Aちゃん、もしかして、なんだけど、」
貴「あー…その もしかして、ですね多分」
目の前には、
申し訳ないなさそうに眉を下げる知念くんと
状況が理解できてない倉ちゃんのキョトンとした顔。
いいんだよ知念くん、そんな顔しないでおくれ、私はパンを渡したとき知念くんの笑顔が見れたから何でもい…
知「Aちゃん、僕も手伝うよ、それ」
…なんですと?
1333人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ろこもこ。(プロフ) - いい作品ですね!!!いつも見てます。できれば、もう少しおすちねが見たかった… お疲れ様でした! (2018年7月24日 4時) (レス) id: 94cf3185f6 (このIDを非表示/違反報告)
の ん(プロフ) - おつかれさまでした。ほんっとに更新されるたび読むのが楽しすぎる作品でした 、!何回も読み返してしまいました 笑 ぽむさんの作品ほんとに大好きで全部読ませてもらってます、!!これからも応援してます 、! (2018年1月18日 19時) (レス) id: 3167764a0b (このIDを非表示/違反報告)
あ り や ま. - これからも頑張って下さい! (2017年9月15日 16時) (レス) id: 808b43a97c (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 続き楽しみです! (2017年8月21日 19時) (レス) id: 7f019232b0 (このIDを非表示/違反報告)
涼介くん 愛ing(プロフ) - いえ!こちらこそすみません!このお話いつも面白く読まさせてもらってます!これからも体調に気を付けて更新頑張ってください! (2017年8月18日 21時) (レス) id: 79f8666bcb (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ぽむ | 作成日時:2017年8月12日 20時