c u t e；24 ページ24
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貴「ちねんくん、っ！」
走って、走って、やっと見つけた後ろ姿に最大限の声を振り絞って叫んだら
真ん丸な目で私を捉えて、明らかに驚いてる知念くん。
知「Aちゃん、！？」
貴「ちね、っくん、っ」
知「ど、うしたの」
貴「あのね、っ」
知「…うん、」
貴「廊下で見かけたときから可愛いなぁ、って思ってて
たまたまきっかけがあって話せるようになって嬉しくて、
だけど、ずっと可愛いと思ってたから嬉しいんだと思ってて、」
知「…うん、」
貴「知念くんを見るとなんだか苦しくなって心臓がキュウ、ってなってね、」
知「…うん、」
小さく微笑みながら頷いてくれる知念くんを見てたら、
何故か涙がブワッて込み上げてきて。
…泣くタイミングじゃ、ないのに。
貴「わたし、可愛くないし、口も悪いし、っだけど、知念くんの彼女になりたい、っ」
ぐいって腕が引かれて、ポスン、って優しく頭に手が乗った。
そのままぎゅう、って強く強く抱きしめられて、耳元で知念くんの声がした。
知「…Aちゃんは可愛いって言ってるじゃん」
貴「…可愛くないよ、」
知「Aちゃんが可愛くないって思ってても、僕がAちゃんのこと可愛いって思うんだからそれでいいじゃん」
貴「…うん、」
知「…涼介と大貴に殺されちゃう」
涼介、って名前にちょっと反応したのが分かったのか、私を離した知念くんが笑った。
知「…まぁ幸せだからいっか」
貴「…ふふっ、」
知「あ、なに笑ってんの」
貴「可愛いなぁ、って」
知「だから僕は可愛いなんていらないんだってば」
貴「可愛い、」
知「喧嘩うってる？笑」
知念くんが笑ってて、私も隣で笑えてて、幸せだなぁ、って思った。
いつから好きだったか、って聞かれても分かんないし
涼介に言われるまでこの気持ちにも気づけなかったけど
いつの間にか、私はだいぶ知念くんが好きみたい。
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ろこもこ。(プロフ) - いい作品ですね！！！いつも見てます。できれば、もう少しおすちねが見たかった… お疲れ様でした！ (2018年7月24日 4時) (
レス) id: 94cf3185f6 (このIDを非表示/違反報告)
の ん(プロフ) - おつかれさまでした。ほんっとに更新されるたび読むのが楽しすぎる作品でした 、！何回も読み返してしまいました 笑 ぽむさんの作品ほんとに大好きで全部読ませてもらってます、！！これからも応援してます 、！ (2018年1月18日 19時) (レス) id: 3167764a0b (このIDを非表示/違反報告)
あ り や ま. - これからも頑張って下さい！ (2017年9月15日 16時) (レス) id: 808b43a97c (このIDを非表示/違反報告)
未来 - 続き楽しみです！ (2017年8月21日 19時) (レス) id: 7f019232b0 (このIDを非表示/違反報告)
涼介くん 愛ing(プロフ) - いえ！こちらこそすみません！このお話いつも面白く読まさせてもらってます！これからも体調に気を付けて更新頑張ってください！ (2017年8月18日 21時) (レス) id: 79f8666bcb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽむ
| 作成日時：2017年8月12日 20時
