【※おまけ26】飲んでも飲まれるな�� ページ44
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「…前は聞かせたいって言ったくせに」
TH「あの時は嫉妬でどうにかなりそうだった」
テヒョンの慣れた手つきで、あっという間に脱がされていく服がベッドの脇から落ちていく。
熱さで汗ばんでいる私の肌を、まるで遊ぶようにゆっくりと唇を落として。
声が出そうになると、口の中にテヒョンの指が入てきて私の口内を掻き乱していく。
TH「…今日つけないでする？」
「ばか、」
TH「責任は取るのに」
ゴムを口に加えてビリっと袋を破る仕草が、それはもう色っぽくて思わず息を飲んだ。
一瞬の離れてる時間さえも勿体無くて、テヒョンの体温を求めて手を伸ばすと、嬉しそうに笑っていた。
TH「ごめん、苦しかったら言って」
「ん、」
TH「…入れるよ」
「…っ、」
私の声が漏れないように、それからテヒョンはずっとキスで私の口を塞いでくれていた。
いつもは腰が砕けそうになるくらい激しくするくせに、今日は周りの状況もあってかゆっくりで。
それでも密着するお互いの体温に、テヒョンから感じる苦しいくらいの愛情に、自分の欲求が満たされていくには十分だった。
二人で一緒に果てた後、テヒョンはしばらくじっと私の顔を愛おしそうな瞳で見つめる。
いつもそう。
終わった後、恥ずかしさでいっぱいな私とは反対にテヒョンは自分の気が済むまで私を見つめる癖がある。
そして今日はやけにニコニコしていて。
「何でそんなに笑ってるの？」
TH「初めてAに押し倒されちゃった」
「………」
TH「あれやばかったんだけど」
「もうやめて…」
TH「ねえあんなのどこで覚えたの？」
「もう忘れて…」
もちろん忘れてくれるはずなんてなくて、この日以来テヒョンは私からのキスを、しつこいくらい求めてくるようになってしまった。
飲んでも飲まれるな
だって、誰にも見せたくないから
- END -
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ミツ(プロフ) - ciels0604さん» ここまで読んで頂けて嬉しいです。ありがとうございます！次も頑張ります！ (2020年2月2日 12時) (
レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
ciels0604(プロフ) - 面白かったです。私の理想です、、、笑次の作品も楽しみにしてます！！ (2020年2月1日 20時) (レス) id: 159a8fda76 (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - ゴリ実さん» 作品を読んで頂きありがとうございます！嬉しいです！これからも宜しくお願いします(*´∀｀*) (2020年1月19日 9時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
ゴリ実(プロフ) - 今日読み始めて、ここまで読むことができました！面白かったです！今後も他の作品読ませて頂きます！！ (2020年1月16日 21時) (レス) id: df9f3b9e3e (このIDを非表示/違反報告)
ミツ(プロフ) - もっちゃりさん» 初めまして（＾_＾）そんな風に言って頂けて嬉しいですありがとうございます！パスワードのついてる作品は後日外していきますので、またその際に読んで頂けると嬉しいです。すみません（ ; ; ） (2020年1月14日 0時) (レス) id: 6ad776dd96 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミツ | 作成日時：2019年8月10日 21時
